今回はネットワーク機能の壊れたNT-505をDACとしてのみ使用し、10MHzマスタークロックジェネレーターの有無による音質変化を確認してみました。

OP04連続通電時間:11日ちょっとの268時間です。かなりいい感じです。

 

 

機器構成

Windows PC(Tunebrowser)→USB:TEAC NT-505→XLR:TAD C-1000→XLR:TAD M1000,Accuphase P-4500→TAD CE1TX

※Fusion OP04への電源供給はLTPW-02と専用電元ケーブルを使用し、BNCクロックケーブルは純銀ケーブルです。(オールCyberShaft 製品です)

 

<比較内容>

1.TEAC NT-505 内蔵クロック使用

2.TEAC NT-505にCyberShaft Fusion OP04(10MHzクロック)接続

結論

一聴して解るレベルでOP04を入れた方が良い音でした!

具体的には、

・低~高全域で一枚ヴェールが剥がれました

・立体感が上がりました

・S/Nが上がりました(ヴェールと一緒ですかね)

・バスドラ、パーカッション、タムの音色が強くなりました!

・オケでドドーンとくる低音が、輪郭強く美しくかつお腹に強く響きました!

・ヴァイオリンの音色が滑らかに美しくなりました!

聴いた曲

中島美嘉さん 「初恋」: CDリッピング

河合その子さん「サエラ」「泣き虫たちのトーシューズ」: CDリッピング

斉藤由貴さん 「予感」: CDリッピング

パイレーツオブカリビアンsound track「彼こそが海賊」: CDリッピング

 

NT-505はとても優秀なDACだと思います。そして、この価格で10MHzクロック入力端子があるのも、流石はTEACさんです。

そしてヤフーショップのOP04のレビューにもありますが、確実に10MHzクロックの良さを享受できる内蔵クロックであることも確認できました。

 

サイバーシャフトさんの10MHzクロック投入は、きちんとルームチューニングなどもしつつ、定在波やフラッターエコーで聴こえなくなってしまっている周波数帯域に、可能な限り対策して余すことなく良い音を楽しんでいただくべき素晴らしい一手です!