しっかり性能を出すために、連続通電21日間を目指していました。が、お掃除途中にDCを引っ掛けたようで、半日電源オフを経たので🤧結局10日間の連続通電でご報告です。
 
比較は前回と同じくNASプレイヤーとしてのDELA N1のクロックのみを対象として、DACは内蔵クロックを使用しました。
 
<使用した機器>
1.DELA N1 内蔵クロック(NDK社製 VCXO)
2.CyberShaft製 10MHzクロック Fusion OP04をN1に入力
 
結果 
N1内蔵クロックが僅かにs/n、音の輪郭、解像度で上回る感じでした。私には不思議とヴォーカル中島美嘉さんの声は、OP04の方がクリアで良く聴こえます。結果的には、前回の比較と殆ど同じ印象でした。
 
流石にDELAのフラッグシップモデルの内蔵クロックは、良く吟味されているようです。これにはVCXOという表記で、NDKのクリスタルを使用されています。細かい性能数値は秘密らしく、問い合わせしたものの教えて貰えませんでした。
しかし、OP04モデルは4万円代のエントリーモデルとして、優秀なアラン分散、位相雑音数値の示す通りに素晴らしい性能を持った物である事も確認できました。オーディオ機器にはインチキかと思わせる商品も多い中、科学的根拠をきちんと一台一台に示して販売するサイバーシャフトさんの姿勢に感動します。そして安心してお勧め出来ます。
元々主たる販売先が研究·開発機関であるサイバーシャフトさんですが、オーディオ試聴室を複数備えていたり、代理店マージンを乗せず高性能で低価格を実現して頂いており、オーディオファイルの強い味方です。
 
次は長いこと眠らせている、かつて愛用のDAC·TEAC NT-505に対してこのOP04を入れて、内蔵クロックとの比較試聴をしてご報告出来たらと思っています。