2024/2/9追記 OP21A-Dにするアップグレードしました! 先ずは10MHzマスタークロックは入力のある機器には絶対入れるべきと断言します! マスタークロックとBNCケーブルがシステムのレベルを決めると言えます。デジタルで真の音源を忠実に再現するには高性能なマスタークロックが必須です。そしてサイバーシャフトさんのOPシリーズが最も信頼性高くコスパに優れていると思います!

以下が投稿時のものです🙇

NASプレイヤーのDELA N1には外部クロック入力端子がついています。(DACにはありません)


内蔵クロックの性能も中々素晴らしく音質は気に入っていますが、折角なのでサイバーシャフトさんの10MHzクロックを導入しました。
サイバーシャフトさんはヘッドホンを愛用していた際に、セミリジッド2という50ΩのBNCケーブルや50Ω↔75Ωインピーダンス整合器でお世話になり、とても丁寧で的確にご対応頂き、その時に完全にサイバーシャフトさんとエンジニアのHさんのファンになりました。
なので今回はMUTEC他のメーカーは全く比較しませんでした。
※あるブロガーの方がREF10SE120ですら、サイバーシャフト様のラインナップではOP17程度と同等との事なので、恐ろしいコストパフォーマンスのサイバーシャフト様です✨ 商品説明にあるアラン分散値でOP17クラスはREF10SE120に大分劣っていますが(OP20Aクラスは軽く超えています)、しかしサイバーシャフト様の凄いところはこの数値は最低保証値である所です。購入すると性能実測値が個別に添付されて来ますので、驚きの凄いスペックの実機が来るのです! 運が良ければ半分以下の価格でREF10SE120の性能を超えてきます。

お写真の上がクロック本体で、右の白いLEDは恒温槽の温度が上がるに連れて明るくなって30分位でこの様に白点灯します。
下は専用の13.5V DC電源です。(現在はバージョンアップされ15VのLTPW02 15Vです。もうiPowerEliteは不要です。)
またオプションでそれぞれにスパイクを装着しました。Krynaの製品です。
そろそろ地震対策をせねばと感じます😅

クロックとN1の接続ケーブルには、長谷川エンジニアのお勧めの最近リリースされた純銀BNCケーブル(写真の左側)を装着しました。ノイズシールドやFurutechソケットを採用している高品質純銀ケーブルです。BNCクロックケーブルにもエージングが必要で、約2週間位通電し続けると、クロック本体と共に本領を発揮するとの事です。


詳しい理由は知らないのですが、OCXOの高性能クロックは電源を入れっぱなしにして、30日位で最高性能付近になるそうです。雷雨の時だけ外して使おうと思います。最も電源投入直後でもきちんと聴こえますので、あとは音への要求レベルの問題です。消費電力は8Wですが、SDGsに反しますので妻に話して入れっぱなしにしてみます🙊

現在はまだ通電27時間くらいなのですが、既に良い音を出してくれています。

10MHzクロックの効果はご存知の方も多いと思いますが、音楽データを時間軸で生成する際の精度が高まる為に、雑音が消えて鮮明になり立体感も増します。
かつてMC3+USBと一緒にREF10SE120をDACに繋いで初めて聴いた時には、音が弱くエネルギーが削がれた様に感じました。
しかしこれは全周波数帯域の音同士がぶつかりにくくなり、綺麗に発音された結果でした。
音同士がぶつかると共振して(違ったら教えて下さい)音が大きく聴こえます。指揮者が居ないフルオーケストラという例えをさせて下さい。
内蔵クロックを上回る外部10MHzクロックを入れると、この共振が消えて音量が下がった様に感じます。
今回は、内蔵クロック再生の時の聴こえ方に合わせようとすると、3~5dBもボリュームを上げる感じになりました。
それだけ上げても綺麗に聴こえて、全くやかましくならないのです。これがクロックの導入効果で、ボリュームも大きめに聴けるので今まで聴こえなかった音が突如現れます。当然迫力も出ます。
更に更に、D/Aコンバート機器側で歪みの強い高域はエラーとして処理し、本来ある音が出力されないそうです! これです! このデータ処理の必要がなくなり、聴こえなかった音が、空気感が出るのです✨
特に管楽器の小さく美しい風のような音が聴こえてくると、嬉しさと共にびっくり🙀します。

純銀BNCケーブルをエージングしつつ、私のお気に入りASUKAのBNCケーブル AS-1000B-F(上の写真の右側)で良い音を堪能しようと思います。

プチ情報
※サイバーシャフトさんのOCXOクロックは正弦波なので、ケーブルのインピーダンスに殆ど影響を受けないので、手持ち50Ω↔75Ω整合器は使わない方が良いとのことです。上記BNCケーブルは共に75Ωで、N1の入力は50Ωなので、クロックの生成も50Ωで出して、ケーブルだけ75Ωで使用しています。
一方、MUTEC REF10SE120は矩形波なので、ケーブルのインピーダンスは正確に合わせないと信号がかなり劣化します。(聴けますけど)なので気に入ったクロックケーブルのインピーダンスと入力機器の仕様によっては、インピーダンス整合器が必要になります。

11/8追記 MC3+USBは75Ωなので注意が必要です。ここの整合をMUTECさんは、大丈夫だと軽視している取説で、矩形波のクロック信号特性を知った今、なんか信頼できなくなりましたね。