私のブログを読んでくださっているあなたは
いわゆるHSP気質なところがあるのかな、と想像しますが
HSPという言葉にどんなイメージがありますか?
私がHSPという言葉を初めて知ったのは
10年くらい前かな。
そのときは自分に関係ないやって思ったけど
適応障害になって休職したとき、はじめて
「あれ、私ってHSPかも」って思ったんです。
それで、
当時、検索したら色んな情報が出てきて
HSPは生きづらい!とか
逆に、こんないいところがある!とか
こんなことに工夫して過ごしてみよう、とか
よく、そういうものを見て
自分の生きづらさの原因に名前を付けてもらった感じがして
楽になった気がしていました。
あと、私ってちょっと特別な人間なんだ、みたいな
妙な優越感もあったなあ。
*
そんな私が、今になって思うのは
「HSPという人種がいるわけじゃなくて
誰でも感覚(センス)を磨いていくことができる!」
ということ。
HSPは生きづらいといいますが
繊細であることを特別な才能のように考えるんじゃなくて
いっそ、世の中全員でセンスを磨いて、
みんなHSPになればよくない?
って、今日、ふと思いました。
*
私はここ1,2年
歌やダンスで体感や集中力を磨いたり
対話の学びのなかでいろんな感情に触れたり
とにかく、「感覚(センス)」を磨いてきました。
そうやってわかったのは、
センシティヴであることは、
人生を生きづらくするどころか
めちゃくちゃ人生を豊かに感じさせてくれる
ということでした。
だからこそ、みんなで感覚を磨いていこうよ!と言いたい。
感覚を磨いていくことは、すごく楽しいんです。
HSPかそうでないかという区別なんてどうでもいい。
感じる力を眠らせてしまっているだけで、
毎日の過ごし方次第で
誰でもセンシティヴになれるのだと思います。