「丁寧な暮らし」という言葉が苦手でした。
私は洋服のお直しが好きで、よくやっているのだけど
それを「いいですねえ、丁寧な暮らし」
って褒められることには
すごく違和感がありました。
・・・コーヒーはインスタントじゃなくて
ドリップするのが「丁寧な暮らし」。
ほつれた洋服をお直ししながら
長く使っていくのが「丁寧な暮らし」・・・
そういうイメージは
外側から植え付けられたものに過ぎない。
(なんだか、商業的な意図も感じる)
丁寧かどうかは、
「何をするか」で決まるものじゃない。
「何を感じてそれをするか」です。
つまり、
私の思う「丁寧に暮らす」とは、
センス(=感覚)を磨くこと。
自分はどんな香りを嗅ぐと心地よさを感じるのか。
今はどんな器で料理をいただきたい気分なのか。
自分はどんな人といるときが楽しいのか。
そういうことを一つ一つ感じていって
それに合った行動をみずから選んでいくのが
丁寧に暮らす、
ということなのだと思います。
「感じる」ことがなぜ大事なのか?
引き続き、このブログでお伝えしていきますね。