合歓木
変わらぬ景色
何気ない日常
毎朝おもむく
神社の境内で
不意に頬を伝う
涙のひとしずく
心の波は穏やかで
揺れる事柄もなく
当たり前のように
保たれる平和の中
この涙は何故でしょう
老化現象なのですか
風に乾いたのですか
心が壊れたのですか
平和のひろがる青空に
私の世界が涙に濡れる
画像提供:Photo AC様
最近、よく泣いてます。
最近というか、気づいたのは10年くらい前からです。
普通に道を歩いている途中、
景色を眺めている途中、
気づくと、涙が頬を伝っています。
「悲しい」とか「辛い」とか、または「感動」とか、そういった感情の起伏の自覚は、ありません。
目に涙が溜まり、放っておくと頬に零れてしまうのです。
いつも、ハンカチが手放せません。
涙を拭きながら歩いていると、すれ違う人がビックリしてしまうので、困ります(^-^;
何かの病気なのでしょうか。
① 眼の病気
犬は、眼が顔に面して出ているので、外気に触れやすく、冷たい風に当たると、保護の作用で涙を流します。
マルチーズのような白毛の子は、目の回りが、涙にやけて茶色くなってしまうので、お手入れが大変なのだそうです。
犬のように、私の目も外気に触れやすい構造なのでしょうか?
近眼なので、眼鏡等で保護はされているので、裸眼の方よりは、外気にさらされてはいないと思うのですが。
② 心の病気
「悲しい」などの、感情の起伏の自覚が少ない?
「嬉しい」という感情のコントロールは、苦手です。
感動して、すぐ泣きます。
失敗した時など、優しい言葉をかけられたら、ヤバいですね。
簡単にマインドコントロールされてしまいそうです(^-^;
憤りや「悲しい」「悔しい」「辛い」という感情は、最近、富に希薄です。
自分のことであっても、どこか遠くから眺めているような、客観的な感覚があります。
世界情勢や社会のことを、熱く批判されているように見えるブログ記事に、たまに出会いますが、感情の抑制に、ご苦労されているように感じてしまい、
「大変そうだな…(‐人‐)」
と、思ってしまいます。
①か②かの病気だ、と言われてしまえば、
「そうかもな。」
と、納得してしまいそうです。
だって、眼科健診をしたのは、4~5年ほど前ですし、心のカウンセリングなど、生まれてこのかた、受けたことはないのですから。
「いやいや、ただの老化現象でしょ。」
と、言われたら、やっぱり
「そうかもしれませんね。」
と、納得します(笑)