(前バナは こちら

 

花子の映画が動き出した…ように見えた…

父親役が超大物俳優に決まりそうだし

ロケ場所の病院もOKがもらえ、ロケハンも済ませた

 

 

 

 

ただ…助監督がとにかく…ウルサイ!

二言目には「監督は若いから…」「経験が浅いから…」を繰り返し

花子の周りを…クルクルするムキームキームキー

 

 

 

 

そのたび花子も気持ちを抑え、何とか耐えようと…クルクル

 

 

 

 

家族の映画を撮るために…耐えて耐えて…頑張って…

 

なのに…

 

・・・・・・・・・・

 

花子は自分の家族を題材にして

お母さんの物語を映画にしたいと構想を練っていた

 

「消えた女」

それがある女性プロデューサーの目に留まり

映画化の話が進みだした

 

ようやく巡ってきたチャンス、何とかものにしたい…

正直、女性PDと助監督の2人とは違和感を感じていた

でも、監督は私なんだから、私の撮りたい映画が撮れるはず…

そう信じて頑張ろうと…

 

しかし…

ある日「消えた女」の監督は花子からあの助監督に…叫び

 

 

 

 

花子は、病気が見つかり監督を降りた、ということにされて

 

 

 

 

消されてしまった

 

「消えた女」に…

 

・・・・・・・・・・

 

夕べ落合が何時に帰って来たのか気づかなかった…

どうやら寝てないようだ…

 

「映画出演…ダメになった」とポツリ…

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくり話を聞いてやりたかったけれど

バイトの時間に遅れるとまたクビになる…

「帰ってから話そう」といって家を出た…

 

 

 

 

仕事しながら…なぜか胸騒ぎが…

 

 

 

 

仕事が終わって、急いで帰った…

 

 

 

 

落合は…

 

ただ1人ボクのことを気にかけてくれていた落合は

不合理な、理不尽な世界から自由に芝居ができる世界に

1人で逝ってしまった

 

 

 

 

 

 

 

花子がオーディションで選んだ落合は、新しい監督に外された

 

イナズマが光る中、ボクたちは誓いました

 

 

 

 

2人のために…

そして、落合のために…

 

 

(おまけ)

やっと共演できた!と思ったのに~

一緒の場面は無かった…ショボーン

 

 

 

 

2人とも撮影は1日だけで、それも別日だった…

まあ、照れ臭いからこのくらいがちょうど良いのかな…

なんちゃってウインクウインクウインク

 

 

(つづく)