4月も半ばになりました。

2月、3月と怒涛で、
月〜金を「ああ、あと◯日で休みだ…がんばろ」と思いつつ、土日もやることがたくさんあって、
月曜に「もう月曜か…あまり休まらなかった…」と思うことを繰り返していた。

夫にもいらいらいらいら。
自分がしんどい時って本当に他人に優しくなれないんだよなあ。私のストレス耐性の問題でもあるが。
子供たちにはさすがにイライラしてないが、常にあくせくした雰囲気は出てしまってただろうな。

4月になり、子供達は小学生になりました。
最初は小学校下校から学童へのパス仕方や、習い事が幼児クラスから小学生クラスに変わるので、その流れ方が心配で、時短勤務を取得した。

結果、家族にとっては、時短とってて大正解。
はやく帰ることで、ランドセルに入れるものを子供達と一緒に確認しながら準備したり、学校のルールを一緒に確認したり。など、かなり子供達に時間をかけてあげられている実感がある。
今までの子育てで、今がもっとも子供達の話を聞いてあげられている気がする…。

うちの子は女の子で、よく気がつく子なので、小学校でヤンチャ系の男の子とのコミュニケーションが難しく、早くも、帰るなり泣きじゃくり理不尽さを吐露することなどがあり。
先輩ママに「行き渋りとか全然あるよ!」とかそれに類する情報をちらほら聞いてたので、
ああ、こういう感じかな…と。

自分の時は行き渋りとか全くなかったけど、
今思えば家族はみんな自分に構ってくれていて、全然寂しい思いも、気持ちが吐き出せないとも思ったことはなかった。
今我が家は核家族で祖父母も近くにいないので、この子供の気持ちの告白に付き合わなければ、行き渋りへの道を確実に歩んでゆく気がする…笑

一方、時短勤務を取得してから、仕事は遅く出勤、早く退勤になったのでカンファレンスに全く出席できない。
動画でカンファに参加して、全く超過勤務つけられないのもなんか違うな…と思いつつ、職場の話についていくにはそれしかなさそうな雰囲気。
新任の専攻医達がやる気満々!なので、患者様は順調に分担していて私がいなくても業務は円滑そうなのだが…
時短勤務でも自分の存在意義を見せつけていくのって難しいなあ…と思ったり。
今は4月で新しい人が多いので、仕事を教えるところで活躍できるけど、彼らがほぼ独り立ちしたころ、短時間勤務でカンファにすら出られない私は何ができるのか…

仕事は好きなので、暇だとこういうこと考えちゃう。笑
短時間勤務の先生の活躍の場はやはり外来なのだろうな…(いずれ打診されると思う。)


そういう臨床の感想はあるけど、先週の終わりには小学校→児童館の流れも確立してきて、ママは思ったより自分時間がとれた。
それで、今まで貯めてきたto doや、臨床研究など、やれてなかったことが一気に回りだした。

この感覚もかなり新鮮だった。
こんなにできることがたくさんあるんだ…
今まで進まなかったものがこんなに進んだ…

働き方改革ってよく言われて、ギャーギャー賛否両論あるけれど、やっぱりある程度の時間は必要だわ。人間って。

時間がないと見えてこないものがあるんだわ。
前に進むパワーも、家庭がある上では、そこが片付いてないと、臨床で向上する気概も心の余裕も生まれないや。

そんなことを感じた…

自分のやりたいことに目を向けて、がんばろう。