いつもご訪問いただき
ありがとうございます
眠猫セラピストの
個人ブログです
この日は、旅行で都内に来ていた
友人Aさんの為に5人で集まり、
Aさんの希望で、参加者全員食べた事のない
未知の料理を食べに行きました
何料理だったか覚えていませんが、
手で食べるエスニック系。
スタッフさんは皆、外国の方でした。
陽気に盛り上げてくれて、
楽しい時間を過ごしました。
店を出たのは確か23時半ちかくで、
外に出ると車も人もほぼ居ない静かな
状況(オフィス街)でした。
今から十数年前の当時は、
私自身、今以上に土地勘がなく、
しかも現在のようにスマホが無かったので
道がわかる人におまかせして、
どこにいるのか全く分かっていない中
皆で談笑しながら駅に向かいました。
ひときわ広々とした歩道に出ると、
何気なく自分の左手側を見上げました。
視界には、山に向かって広く長くのびる階段、
空との境には、木々と鳥居のシルエットが
浮かんでみえました。
こんな街中にいきなり神社!?と
突然現れた光景に驚きましたが
それとは別に違和感が…
シルエットの中に天狗も居るんだけど…
そうなんです
何これハッキリと天狗いるー
で鳥居の上に腰かけている…
天狗と思ったのは、特徴的な帽子※と鼻、
山伏の服装でした。
※頭襟(ときん)というようです。
正直それは一瞬あとで考えたことで、
実際には、直感的に天狗と認識していました。
片膝曲げて鳥居の上に腰掛けていて、
こまかく説明すると、鳥居のてっぺんに、
左を向いて鳥居にまたがり、曲げた片脚を
鳥居に乗せている状態です。
私がみた鳥居は、エスカレーターがある側の
鳥居でしたので、写真のような形をしています。
記憶にあるみえ方から考えると、恐らく
向かって右側に乗っていたと思われます。
もちろん「え?なんで?どういうこと?」
と思った私は、木々の葉っぱの加減で
たまたま角度的にそんな風にみえている
だけかもと自分を疑いました。
疑いながらも、見間違いなどではないと
内心ではわかっていました。
それでも、確かめたくて何度も振り、
歩いて通り過ぎながらその形が変わるのを
確認しようとしたのです。
でも、まるでそんな私の心を見透かすように、
何度みても変わらず、鳥居の上に腰掛けて
天狗はそこに居ました
友人に聞くと、そこは日枝神社でした。
後に確かめるため、日枝神社を訪れますが
何年も経ってからのことです。
この時一緒にいた友人の中に
霊感のある人が2人いましたので、
本当は確かめたくて何度も言おうとして
喉まで言葉が出かかっていたのに、
何故かどうしても言えませんでした。
天狗様に言わせてもらえなかったのでしょうか。
思い出す都度、日枝神社と天狗に何か繋がりが
ないかネットで調べてきましたが、
結局わからずじまいでおりました。
でも、ずっと後になって、猿田彦と天狗に
繋がりが?という事を知り、あの時は、
夜も深くなったタイミングで、
日枝神社の末社である猿田彦神社から
外に出てきて黄昏ていたのかもしれない
と思いました。