プレゼント | ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

嵐が大好物
J担 翔潤loverですが、櫻葉&大宮何でもアリです(妄想、腐ってます)

人の勧誘目的、宣伝目的、男性は入室されないでください。
絶対に申請認定しませんから。




「かずくーん、雅紀先生達からご馳走が届いたよ」
「何?」
「雅紀先生からは松坂牛のハンバーグ」
「へ?」
「翔先生はビールの詰め合わせ」
「さとちゃんはカズくんの似顔絵だ」
「何で?俺なんかやったっけ?なんか受けとるの怖いな」

ゲームの画面から顔をあげること無く首を捻るカズくん。

まったく、自分のことには興味がないんだから。でも、カズくんらしいっちゃカズくんらしい。

「カズくん」
「んー?」
「受けとるの怖いの?じゃあ要らないから返しますって言う?」
「まあ潤くんが食べたい、飲みたいって言うなら貰っておきましょうか」
「ふうん、嬉しくないんだ」
「嬉しくない訳じゃなくて、理由がわからないからさ」

理由なんてすごくすごくあるのに!

「じゃあ、これも嬉しくない?」

カズくんの前にラッピングした箱を置く。

「潤くん?これ何?」
「プレゼント」
「へ?」
「バカ!お誕生日でしょ?一生懸命選んできたんだよ。カズくんの靴すり減ってるからって思って」
「え?え?俺誕生日だったっけ?」
「だからみんなプレゼントくれたんじゃん!バカ!」
ビックリした顔のカズくんはカレンダーを見て、
「俺、すげえ愛されてんじゃん!」
「当たり前なの!」
「うわあ、お礼の電話しなきゃ!」

ホクホクした顔のカズくん。

自分の誕生日忘れちゃうなんて困ったさん。

でも、ボクはカズくんのほっぺたにチュッとして、
「お誕生日おめでとう」
って笑ったんだ。


その後?内緒だよ。



おわり