OnlyLove 33【あのね】 | ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

嵐が大好物
J担 翔潤loverですが、櫻葉&大宮何でもアリです(妄想、腐ってます)

人の勧誘目的、宣伝目的、男性は入室されないでください。
絶対に申請認定しませんから。




「翔大、ほらパジャマに着替えて」

 いつもボクが二人に言うことをにのさんに言われてしまう。
 でもボクはソファーから動かない。甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるにのさんに少しの反抗。

 前にエレベーターの中でキスするのは嫌だって言ったのに、ボーッとしてる隙をついてキスされてしまった。
 だからの反抗。

 身体も怠いからころんとソファーに転がって、次は何をするのか観察中。

「こら、いい加減にしなさい」
 それはいつもボクが三人に言ってること。
 なんか変なの。でもなんだか楽しい。

「しょーた」
「や、ここ、いる」
「お前、まだ熱あるんだからベッドに行けよ」
「や、にのさんのそばがいー」

 我が儘言ったらどうするの?

「ふふ、ベッドでだって一緒にいられるよ」

 んー、もう!ああ言えばこう言うんだから。口では絶対に勝てないんだ。
 勝てるとも思ってないし。


 でも、これ以上のワガママはだめだね。
「ごめんなさい、寝るね」
 笑いかけたら、そっと寄り添ってきたにのさんが、
「いい子だ」
とても優しいキスをくれた。キスをくれた。