玩弄物(51) | ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

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嵐が大好物
J担 翔潤loverですが、櫻葉&大宮何でもアリです(妄想、腐ってます)

人の勧誘目的、宣伝目的、男性は入室されないでください。
絶対に申請認定しませんから。


本当はこんなことをしてはいけないのは分かってる。

潤様から離れてはいけないんだ。

けれど、僕は明日の予定を岡田様にお渡しして、

「出掛けます。

僕は行かなくてはいけない場所があります」

そう言って踵を返した。

後ろから僕を追いかけるように岡田様の忍び笑い。

「いいのか?」

「決めましたから」

「ふうん。

もう二度とお会いできなくなる決心も出来たと?」

岡田様にはこれから僕がどこに行こうとしているのか、わかっているのかわかっていないのか?

そもそも岡田様は何を考えていらっしゃるのかわからない。

「岡田様はどうして、僕をこうやって送り出すんですか」

「潤様とお前の仲が本物なのかどうか知りたいから、かな。

お前は潤様を愛しているし、潤様もお前を愛しているのはわかっているつもりだ。

俺はね、お前の代わりのままこれ以上過ごしたくない。

俺が愛してるのは潤様じゃない。

言えるのはここまでだ。

さあ、行きたければ行け。

そろそろ潤様に明日の予定をお伝えする時間だ」

岡田様の愛する方・・・。

それを考えるのは、今の僕の立場ではない。

潤様。

愛しています。

これが最後だとしても。


振り返り岡田様越しに深く頭を下げ、車に乗り込んだ。