玩弄物(43)改 | ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

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嵐が大好物
J担 翔潤loverですが、櫻葉&大宮何でもアリです(妄想、腐ってます)

人の勧誘目的、宣伝目的、男性は入室されないでください。
絶対に申請認定しませんから。



「や、だ・・・やぁ」

身体を震 わせ、肌を 緋 色に染 めた 翔。

俺がした事とはいえ、扇 情 的な光 景だ。

朝から酒というもの何かとは思うが、最高のつまみが目の前に転がっている。

夕方、姉上と大野達に会わなければいけないらしい。

智慧も来ると言っていた。

けれど、翔は今日の予定はそれ以外言わなかった。

と言うことはそれまでは何をしても勝手だという事だ。

ふぁさっとシーツを翔に掛ける。

この姿を見ていいのは俺だけ。

ベルを鳴らして、岡田を呼ぶ。

「お呼びですか」

「酒を」

「何かお召し上がりになられますか?」

「いや、何も要らない」

シー ツの下で口唇を噛み締 め声を出 さないようにしていても、堪えき れない声。

翔の喘 ぎ 声が聞こえるなか、岡田は淡々と酒の用意をして部屋を出て行った。

「ひ、ど い」

「そうか?そうかもしれないな」

岡田が入って来た事を抗議する声。

「も、う、ぬ い、てくだ、さ」

「このままは、いや、か?」

シーツを捲 れば涙目で虚ろな目をしている。

「や、おねが、じゅ」

翔の顔の前に回り、口唇を合わせ酒を流し込んだ。

背 中が反って更に奥 まで 咥 え混 む事に為るのはわかっている。

「くふぁっ!

け、けほ!けほ!」

苦しそうに咳 き込みながらも快 感に震えて。

手を伸ばし翔 が 呑 み込んでいるものを引 き 出せば、

「んあぁぁ」

断末 魔のように身体を震わせ、俺の腕の中に倒れこんだ。

翔を拘 束していた全てを外し、気を失ってしまった身体を抱 き締め薄物をかけ る。

「愛してる」

翔の意識がある時には決して囁かないと誓った言葉。

本家に来てからは、いや男爵になったその時から、愛しいのそれすら言ってやっていない。

不安げに翔の瞳が揺れているのも知っている。

けれど、お前を三宅のように閉じ込めたくはない。

三宅は翔を愛するなと言った。

岡田が俺に言う意味はわかりそうでわかりたくはない。

なにより、お前が傍にいない事に堪えられるとは思えない。

「疑うな、俺を」

お前を初めて見た時は欲 望だけだった。

今は愛しいと。

けれど他の男に 抱 かせなくてはいけない。

どうしても儘 ならないこの、矛盾が狂 ったような行動に変わる。

あどけなさを残す寝顔に口唇を寄せ、

「ひどい男だな、俺は。

お前はまだ17になったばかりだと言うのに」

翔を力一杯抱き締めた。