クロの日が見せた夢 1 | ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

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嵐が大好物
J担 翔潤loverですが、櫻葉&大宮何でもアリです(妄想、腐ってます)

人の勧誘目的、宣伝目的、男性は入室されないでください。
絶対に申請認定しませんから。



月遅れの盆の入り  ←   クロ君出てます。



「あのさあ、潤」

あれ?頭の上から翔さんの声がする。

でも、今、オレ、翔さんのこと抱き締めて寝てるんだけど。

眠いんだから、このまま寝かせておいて欲しいんだけど。

「じゅーん」

「うるさいな、昨日なかなかねかしてくんなかったの、翔さんだろ」

「しょーさんがおにいちゃんのこと、ねかせてくんなかったの?」

へ?

目を開ければ、目の前には困った顔の翔さん。

で、じゃあ、この腕の中にいるのは?

腕の中から引き出してみれば、にこにこと笑っているのは、くるんとした目、真っ黒の髪の少年。

「ねー、なにしてたのー?

ビュンビュンであそんでたのー?」

「お、お前、クロ!えっ?なんで?」

「ビュンビュン、クロもしたい」

「え、いや」

飛び付いてくるクロを抱き止めながら狼狽えていると、

「もしもし、俺に解るようにこの状況説明してくれない?」

機嫌の悪そうな、翔さんの声が聞こえてきた。