ぼくの智くん 11/26(happy birthday satoshi) | ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

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絶対に申請認定しませんから。



ぼくの大好きなおーちゃん。

踊りが上手くて、歌が上手で、絵が上手くって、でも、ボーっとしてる。

今日はボーっと立ってるからどうしたのかなって声をかけたら、壁にもたれて寝てた。

「くふふ、おーちゃんらしいけど、きっとそのまま壁を滑って倒れちゃうんだから寝るなら楽屋でね」

「ん~でも、おいら相葉ちゃんの事待ってたの」

「ぼくを?」

「そう、今日はおいらの誕生日でしょう?一番最初に、相葉ちゃんに会いたいなって思ったの」



あの時、智くんはそう言ってギューッとぼくを抱きしめ、

「おめでとメールありがとうね」と言ったんだっけ・・・。

「ねぇ、智くん」

ぼくは、後ろから抱きしめてくっついている智くんを仰ぎ見る。

「なぁに?」

智くんは少し眠そうに、眼をシパシパさせながらぼくに答える。

「何であの時ぼくのこと待ってたの?おめでとメールなんて毎年やってたじゃん」

「んふふ、だぁってメール見たら逢いたくなっちゃったんだもん。で、本当は家の前まで行ったんだよ?
でも、遅いし、おいら、誕生日だからってわがまま言っちゃダメだなって思って帰ったの。だから、朝一番に逢いたかった」

「家まで来たの?」

「うん」

「来ればよかったのに。も~、自分のお誕生日ぐらい我儘言わなきゃぁ」

「うん、だから今日はこうやってる」

ぐりぐりっとぼくの背中に頭を擦り付ける智くん。

「あ、ほら、智くん、カウントダウンだ・・・。・・・5、4、3、2、1・・・お誕生日おめでとう、智くん!」

「ありがとう、雅紀」

ぼくは智くんにメールの代わりにキスでおめでとうをした。


今日はぼくの智くんの誕生日。

あの、智くんの誕生日の日からず~っとず~っと一緒に過ごす、ぼくの大好きな智くんの誕生日。