your song 17 | ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

嵐が大好物
J担 翔潤loverですが、櫻葉&大宮何でもアリです(妄想、腐ってます)

人の勧誘目的、宣伝目的、男性は入室されないでください。
絶対に申請認定しませんから。



でも、医師がマネージャーとオレに伝えた結果はやっぱり過労なんかじゃなかった。

血液検査、CT、尿検査、そして軽いアンケートとロールシャッハテスト・・・

後者の2つがメインだったんでしょ?

告げられた結果は

「まぁ、過労もありますけど、今日の症状は過度のストレスからくるパニック障害。
やっていただいたアンケートから見て境界型、なんですよね松本さんの場合」

と言うものだった。


「マネージャーさん・・・報告しなくちゃ、ダメだよね・・・」

帰りの車の中、沈黙を破ったのはオレだったけど、言葉が続かない。

精神を病んでるって、言われたんだ。明るい気分になるわけがない。

今の場所からも追われちゃうんだろうか・・・。

「・・・っ、ふ・・・ふぅっ!」堪えていた涙が溢れだす。

せっかく、ここまで頑張って来たのに。辛いこともみんな歯を食いしばって来たのに・・・

「っぁ・・・ふぁっ、・・・く・・・」ブランケットを頭から被り、顔だけは見せないように、嗚咽を漏らしていたオレに、マネージャーさんは言った。

「松本さん。過労、と言うことにしましょう。・・・疲れ切っていたと」

「ふえ・・・?」

「その代り、今日、ああなるに至るまでにあったことを私に全て教えてください。
そうでないと、またこんなことがあったら隠しきれません」

「・・・でぇも、っ・・・んなことしたら・・・ばれたら・・・」

「ばれません。私が松本さんのマネージャーであるうちは、ばれるようなことをしません」

「本当に?」

「本当です。任せてください」

マネージャーは本当にオレを守ってくれた。

メンバーがいる時は何も出来ませんが、みなさんがいれば安心でしょ?
一人のお仕事の時はなるべくそばにいますから、大丈夫ですから。


でも、オレは、オレの精神はもうどうしようもない所まで来ていた。