静かな夜に(3) | ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

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嵐が大好物
J担 翔潤loverですが、櫻葉&大宮何でもアリです(妄想、腐ってます)

人の勧誘目的、宣伝目的、男性は入室されないでください。
絶対に申請認定しませんから。




それから、楽屋や現場でかずの姿を見つけるたびにくっついて回った。
最初は邪険にしていたかずも「りぃーだぁはしょうがないなぁ・・・」と笑って背中を貸してくれる。
子供みたいに体温の高いかずの背中にもたれ掛かり、うたた寝すると本当に安心できたんだ。
おかげで、かずの変調はすぐに気がつくようになった。

例えおいらが見過ごしても潤君が教えてくれる。

「カズを泣き止ますのは大野さんの仕事でしょ」

潤君の口癖。その裏に隠された潤君の気持ちには気がつかずにいた、おいらはなんて酷い奴だったんだろう。

でも、それほどかずに夢中だった。

かずも、次第に蕩けるような笑顔を向けてくれるようになって・・・。
かずから「好き」って言葉をもらった時は天にも昇る気持ちだったっけ。

「好き」がいつしか「愛してる」に変わり、お互いの部屋の鍵を交わした直後、おいらにとって一生忘れられない出来事が起きた。

あの時かずはおいらを試したのかな?
いったいどんな気持ちだったのか、もっとちゃんと聴くべきだった・・・な。