sirius (3) sin and punishment #3 | ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

嵐が大好物
J担 翔潤loverですが、櫻葉&大宮何でもアリです(妄想、腐ってます)

人の勧誘目的、宣伝目的、男性は入室されないでください。
絶対に申請認定しませんから。




「ニノ、窶れた」

雑誌の対談で相葉さんと一緒になる。

今日は潤はいないから智の眼もない。久しぶりだ。

楽屋のソファー。いつもなら取り出すポータブルも今は興味が無い。

ただ、ただ身体を休めたくて目を閉じる俺は窶れたと言われ苦笑する。

「鍛えてるんですよ、お腹プニプニだから」

「ウソだ!ご飯食べてないだろ!今だって弁当喰ってないじゃん」

おかしいよ・・・小さく呟く声。良いじゃん放っておいてよ。

「ねぇ、ニノ・・・おーちゃんもニノもあの日から変だよ・・・潤も、だけど」

相葉さんの射るような瞳に答えるのは、寝不足の俺には面倒臭くて、つい声を荒げる。

「変って何?智と何してるかなんて解ってんでしょ?潤とだってそーだよ。智に見張られてて話なんかできない。まーに言ったら何とかしてくれんの?無責任なこと言うなよ!」

「・・・ニノ、泣くほど辛いんだ」言われて初めて泣いている自分に気が付いた。

「ちがう、泣いてない」泣かない。もう辛いとかそんなこと考えるのはやめにしたんだ。

何にも感じない。あの人のことも考えない・・・




はぁ、とタメ息を1つ吐き相葉さんがどこかに電話をする。

「もしもし、しょーちゃん?おーちゃんのスケジュールってどうなってんの?・・・うん、じゃあ朝まで缶詰ね。解った。うん、そうする」

しょーさんに電話?

「ニノ、しょーちゃんがおーちゃんの許可とるから、今日はオレん家で飲も?」

「そんなん、無理、ですってば」智に少しでも疑われたら、また潤に迷惑をかける。

「おーちゃん、潤と夜中まで仕事一緒だから」

だから大丈夫と言われ「ありがと。ごめんねまーくん」本当に久しぶりに、素直な気持ちを口唇にのせた。