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石垣 忍 FUTURE LOVER 65
- 未来恋人 65
 
ピンポーン!ピンポーン!ピンポーン!
コン!コン!コン!コン!「田代です…!」
「あっ!陽子さん!どうぞ!さあ!中に入って!入って!寒かったでしょー!
中はこたつもあるから暖かいよ!陽…!」
「田代 陽子です…!」
青山は初対面の田代 陽子に愕然としたー。
そこにいたのはあの登録なし画面通話(TVフォン)なしの
ミニ コンピューター スクリーンでやり取りしていた明るい性格の彼女ではなく
何かどことなく暗ーい!影を背負った幽霊のような女性だったー。
「えっ!これが?あのモダン フューチャー フォン(携帯、
ミニ コンピューター スクリーン)でおしゃべりしていた明るい陽子さん…?」
青山は余りにものじめっとした雰囲気の田代.陽子に
何度も心の中で問い返したー。
「さぁ!陽子さん!すぐに会えた事だし
早速お昼にしましょーか!せっかくだけど
冷蔵庫の中何にもないから出前でも取りましょーっ!
陽子さん!お寿司でいいー?」
「そんな贅沢な…!」
「えっ?」
「私…もっと安いのでいいです…!」
「でもせっかくだからお寿司2人前頼んじゃうよ…!」
こうして青山と陽子はお昼を済ませ
沈黙のムードが漂うまま
もうすでに22時に差し掛かろうとしていたー。
そしてその沈黙のムードを破ったのは陽子の方だったー。
 
「青山さん?」
「何?陽子さん?」
陽子はこたつに入りテレビを見て
青山はベッドに横たわっていたー。
「今日泊まってもいい?」
「うん!もちろん!いいよ!」
「ありがとう…!」
「陽子さんが望むなら明日でもあさってでも!」
「もうそのつもりよ…!」
「えっ?でも 着替えの下着がないし…」
「それなら心配しなくても大丈夫よ!
私3日分の着替え持って来たから
あとは家に帰ったら荷物と一緒に
又青山さんの所に持って来る!
両親には好きな男性(ひと)が出来たから
了解も取ってあるし…!」
「じゃあ!これからは
俺の部屋で一緒に住むって事?」
「だめ…?」
「別にだめではないよ!
ただ大丈夫なのかな?と思って…!」
「結婚するまで同棲させて下さい!」
「えっ!それはもちろん!いいよ…!
でもそうか!陽子さん!そんな事で
悩んで暗く落ち込んでたのか!」
「暗い?私が…?」
「うん…!だって俺の会社がクリスマス イブに
早々とお正月休みの飲み会が池袋駅近くの居酒屋であって
忘年会だけどね!その時たまたま俺の横の席にいて
意気投合したのが初対面の陽子さんだった!
その時の陽子さん日頃の悩みなんか何も気にしない
明るく元気いっぱいな女性でそんな陽子さんに俺はついふらっとして
…うん!そうだった!そうだった!そうだったよね!」

「嘘おっしゃい!青山さん!
あの晩私と青山さんはお互いの恋人の事でうまくいかず
似た者同士で悲しい恋愛話を慰め合って打ち解けた仲だったじゃない!
それに私の性格は周りからも地味だと言われてるし!
青山さんからにもそう言われたわ!」
「えっ?そうだったけ…?」
「そうよ!」