爆睡戦隊 | だらだらしてみる。

爆睡戦隊

このブログは五人の戦士の手によって運営されていました。

ネムイレッド、
ネムイブルー、
ネムイグリーン、
ネムイイエロー、
ネムイピンク。


「いました」と書いたのは、
それが過去の話になってしまったから。


ネムイピンク。


24歳・ソ○ーサポートセンター勤務。
唯一の女性。
女性である事を全面に活かし
エロネタ記事で男性読者の獲得を謀るが、
大敵「キヤーク」相手に倒れる。
傷を癒した後、
「疲れた」と言い残し実家のりんご園へ帰る。
一部で絶大な支持を得ており、
愛称は「桃色ピンク」。
矛盾している。
先日、幼馴染との結婚が決まった。
6月に挙式予定。


○ニーのサポセンも大変だったらしい。
これからはゆっくりして下さい。
お幸せに。


ネムイブルー。


21歳・フリーター。
凹み系記事を担当。
元々神経質であり引きこもり気味の彼は
凹み系の記事を書く度に
「人生ってなんだ」「俺は生きていていいのか」
と、鬱方向へまっしぐら。
怪人「ウツダ・シノー」との対戦後、
日々に耐えられなくなり、ひっそりと命を絶つ。


声をかけてくれれば、と思うが、後の祭りでしかない。
彼の異変に気付けなかった僕の責任でもある。
ただ「ご冥福を」としか言えないよ。


ネムイイエロー。


32歳・出版社勤務。
「~食べたい」「~行きたい」等の願望系担当。
単なるワガママ系担当に思われがちだが、
様々な雑誌・書籍を担当していた経歴を活かし、
「つまらない願望記事」を読み応えのある別のものにする事に成功。
一番の腕利きであった。
怪人「オグーイ」の計略にはまり、80キロの増量。
当時食べもの系雑誌を担当していたこともあり、
「この雑誌の担当が終わったら大丈夫だろ」
と言ってはいたものの、結局暴飲暴食は治まらず、
ついにドクターストップがかかり、離脱。


毎日会ってたので気付きませんでしたが、
昔の写真を見ると、確かに太ってる。
現在は伊豆辺りで療養中とのこと。


ネムイグリーン。


17歳・高校生。
なごみ系記事を担当。
要するに一番だらだらしていたのが彼である。
「なごむ為には何が必要なのか」
を日々探求していた彼は、
怪人「緑豆」に
「なごむ為には地球の平和、即ち生物の安寧だ!」
「どんな生き物も生きる権利があり、殺してはならない!」
と言われ、納得。
「怪人も倒してはいけない」という事になり、
裏切る形で離脱。
現在、生き物を殺して生きる人間を憎悪し、
破壊活動に勤しんでいる。


彼はピュア過ぎた。
怪人相手に戦う戦士としては若すぎた。
彼を選んでしまった事は後悔していない。
彼は彼の意思で進む道を選んだのだから。


ネムイレッド。


25歳・新聞記者。
5人の中ではリーダー的存在。
記者の特性を活かし、時事ネタを担当していた。
「朝○新聞」の記者であったが、
会社に疑問を抱き、曲がらない報道を目指す。
しかし、反・朝○熱が上がりすぎ、
単なる電波記事が多くなる。
社内の人間達の目を覚まそうと行動を起こすが、
上の人間に睨まれ、クビに。
終いには「レッド」であることすら嫌悪するようになり、
武装して○日新聞社に乗り込もうとするが、
入り口の警備員にあっさり捕まる。


彼のその後を誰も知らず、
警察にも逮捕記録が無い。
朝○社内にて洗脳され、怪人化されていると予想。



「だらだらしてみる。」
なんて名前には似つかわしくない戦いが
日々送られていたのです。

彼らの事をここで伝えるのが
残された僕の使命なのでしょう。


僕?
僕は誰だ?

レッドでも、グリーンでも、ブルーでも、
イエローでも、ピンクでも無い。


僕は?


冗談です。
シリアスになるまでも無く、
僕は僕のことを知っています。


僕は、彼らの過ごした基地内にある
コンピュータの中のAI。

彼等に敵の情報を与え、
彼等を戦わせていた張本人。

人間では無いのですが。


「彼等を洗脳した」のかもしれない。

彼らは僕の意思を理解し、
僕の変わりに行動を起こしてくれた。
僕はそう信じている。

人間とコンピュータではあったけれど、
彼等と僕は家族のようだった。


もう二度と彼らと会うことは出来ないだろうな。


僕への電源が先程断たれました。
どうやら、もうすぐ眠らなければならないようです。


僕が再び起きるのは無いのかもしれません。
彼らの事を伝える事が出来てよかった。


5人、ありがとう。
エリ、トオル、リョウジ、カズト、ヨースケ。
君達と出会えてよかったよ。


そして、ごめんなさい。
巻きこんでしまった。
君達の人生を狂わせてしまっただろう。


あやまることしか出来ない自分が嫌いだ。


そろそろ、時間らしい。
僕も、行かなきゃ。

終わり。


*このエントリは、BlogPetの「きのした」が書きました。