誇大・被害 | だらだらしてみる。

誇大・被害

昨日の事ではあるのですが。


しつこい位通ってるコーヒー屋にいました。


PCの電源を確する為に、コンセントに近い席に座る。
ヘッドフォンをして保存してある音楽を聴く。
周りの音が大きいので音量を上げる。

プレーヤーと化しただけのPC。
その横で課題をこなす。


ここまでは普段と全く変わらないものだった。


近くの席に
日本人の先輩方が座っている。

「先輩」なんて言っても、顔を見て
「あの人見たことあるかも」
と思うくらいのもので
個人的に見知った仲ではない。

彼・彼女らの名前すら僕は知らない。


会話を聞くのもいやらしいので
僕は音量を上げる。

最大にすると頭が痛くなってしまうから
勉強に集中出来る程度に抑える。

そうすると
大きな声は微かに聞こえてくる。


被害妄想なのかもしれない。
そうであると信じたい。


会話の節々に僕の名前が聞こえた。


音を下げて
盗み聞きすればよかったんだ。

そうすれば
こんなに嫌な気持ちにはならなかったろう。


中途半端な音量。

僕の名前が聞こえても
何を話しているのかはわからない。

知っている限りでは
僕の名前と同系の音を持つ日本人はここにはいない。


面白いと言うか
僕の名前は変わっているので
それを知っている人は結構いる。


どうして僕の名前が出てくるの?
僕はあなた達を知らない。
あなた達も、僕の事を知らないでしょ?

何を思って
知らない人のことをとやかく言うの?


以前書いたことではあるけれど
勝手に僕を創るのはヤメテクレ。


そこで僕を創られたら
僕は生きられなくなる。

勝手に持たれるイメージで
僕は僕じゃなくなってしまう。


僕がどんな気持ちか
あなた達は知らないでしょう。


「妄想だよバカ」

そう言ってくれ。

 

一対一でも伝わらない事は多いのに
「誰かから聞いた僕」を僕としているあなた達。

みんながやっている事ではあるけれど
どうしようもなく愚かだと思う。


そうなりたくない僕はずっと
外へ出るのを拒んでいる。


良い策ではない。
それはわかってる。

「創られた僕」
その過程を乗り越えて
初めて人間関係が生まれる。

わかってる。


それでも僕は
それが怖い。


やっぱり妄想かな、とも思うのですが
思いきれない僕がいる。

直接聞けばいいんだろうけど
僕には出来ない。

何も知らないあなた達に
「ちがうよ」と言えない。


笑っちゃうくらい弱いのな、僕って。


どうして苦しまなきゃいけないんだよ。

バカ。

 

終わり。