恥と不安と頑固な医師と
赤い水を手にした僕は
それが「賢者の石」の手がかりになるのではと思い
ある研究機関を訪ねる。
日々、何百人という人間をサンプルとし
研究を行なっているそこならば
この水の解析も容易であろうと考えた。
水の解析を研究員に依頼し、
数日後に結果を知らせてもらうことに。
そして約束の日。
道義に背き、神に背き、
己の為に石を手にし、利用しようとする僕に
一体何が待ち受けていたのか…
鋼の錬金術師風味。
えー。続きです。
前編はこちら→検査
--------------------
検査結果を教えてもらうため、
またしても病院へ。
「病院へ行くので遅刻すると思います」
と学校へ連絡。
しかし、総合病院ってのは患者さんが沢山いるので
午前中に行っても、帰れるのは昼過ぎ。
とりあえず鞄に教科書等を入れてはいたものの
登校する気はまるで無し。
病院ってのは嫌な空気が立ち込めている。
「死」に近い場所の一つだからだろうか。
泌尿器科の近くで長椅子に座って待つ。
向かいは整形外科。
学生服を着ていた為に
泌尿器科にいることが少し恥ずかしかった。
名前を呼ばれたので診察室へ。
「どうですか?」
『うーん』
はっきりとしない返答。
不安が僕の中に広がっていく。
『まだわからないけど、ひょっとしたら石があるかもしれない』
石?
まさか本当に賢者の石?
いや、尿路結石らしい。
『2日経ったけど、今はどう?』
「少し赤いかな、という感じです」
『そうか。じゃあ1度詳しい検査をしてみましょう』
『とりあえず、レントゲン撮ってきて』
という事でレントゲン。
放射線がブンブン出てる危なげな世界へ。
泌尿器科の医師からの手紙を
放射線科の受付に渡す。
やばい。
若いお姉さんだ。
すげー恥ずかしい。
『えーっと、泌尿器科さんから?』
聞かないでよお願い。
手紙見ればわかるじゃない。
苛めないでよ僕を。
医師の手紙の力なのか、
あまり待たされる事も無く
すんなりとレントゲンを取る。
パンツ1枚で。
技師がお姉さんだったら僕は泣いていただろう。
取り終わった後、『ちょっと待っててね』と受付のお姉さん。
「どうしたんだろ。連絡先でもくれるのかな」
淡い期待を胸に、ちょっとワクワクしながら待機。
『はい、これ』
そう言って渡されたものは
秘密の園へと通ずる切符では無かった。
ちょっと期待した僕は何なんだろう。
違う科に行くべきだったのかもしれない…
『これを持って、”泌尿器科”さんへ行ってね』
嫌がらせですか。
恥じらう僕を見るのがそんなに楽しいか。
仕事なんでしょうよ。
渡されたのはレントゲンの結果。
それを持って泌尿器科へ帰還。
多少の精神的ダメージは負ったが、まだまだ大丈夫。
「どうですか」
『うーん、どうも見当たらないね』
ホッとする僕。
しかし顔をしかめる医師。
『まだわかんないから、また検査しよう』
何ですと。
無いならいいじゃないですか。
これ以上何をすると言うのですか。
『一度この目で確認してみないと何とも言えませんから』
確認?
レントゲンじゃダメなんですか。
レントゲン及び技師を信用しないんですか。
そうは言ってみたものの
『結石ってのはこうこうこういう理由で、取らないといけないの』
と説明され、追加の検査を行なう事を承諾した僕。
それらの理由はもう覚えていない。
その「検査」はとても嫌なものだったから。
続いちゃう。
--------------------
すまん。続く。
「伏線を消化してない」とかありますかね。
前の記事をロクに復習しないまま書き出してみた。
もうあと一回。
一回でいいんです。
機会を下さい。
誰に頼んでいるのか。
僕が勝手にやってるんだから、いいんだよ別に。
難しいね。
文章書くってのは難しい。
言い訳だな、これは。
次へのヒント:胃カメラ
これはヒントと言うかネタバレですね。
頑張れ僕。
終わり。