中学受験を終えて2カ月が経ち、一息ついたところで振り返ってみると、
結局のところ、、、と思うのです。

 

理由は何でもいいのですが、
高負荷な勉強を「単なる苦行」ではなく、「自分のため」として一生懸命やれる子が、
中学受験には向いているのだと思います。

 

たとえば――

 

・勉強ができるようになるのが楽しい
・勉強そのものが楽しい
・志望校に受かりたい
・クラスを上げたい
・負けたくない

 

理由は人それぞれでも、
自分の中に中学受験向きのエネルギーの源がある子は強い。

 

そしてもう一つ、
そのエネルギーの源として大きいのが、メタ認知なのではないかと感じています。

 

「今の自分はどのくらいできているのか」
「何が足りないのか」
「どうすれば届くのか」

 

そういったことを、自分で客観的に捉えられる力。

 

このメタ認知があると、
勉強は「やらされるもの」から「自分で進めるもの」に変わっていく。

結果として、高負荷な勉強も
“自分のための行動”として受け止められるようになるのだと思います。

 

一方で、

高負荷な勉強がどうしても「単なる苦行」になってしまう子、
やる気スイッチが最後まで入らない子、
入るタイミングが間に合わない子。

そういう場合、難関校を目指す中学受験とは、
どうしても相性が合いにくい面もあるのだと思います。

 

ただ、その中でも――

素直に親や先生の言うことを受け止めて、
「単なる苦行」であってもやり切れる子もいます。

そういう子は、勉強嫌いにさえならなければ、
難関校受験に向いているとも言えるのだと思います。

 

一方で、

そうでないタイプの子にとっては、
やはり簡単な挑戦ではない。

中学受験に向いていない子なのだと私は思います。

でもそれは、
「向いていない=ダメ」ではないと思っています。

そしてここにも、
発達のタイミングの個人差が大きく関係しているのだと思います。

 

メタ認知や実行機能は、
早くから整う子もいれば、
後から伸びてくる子もいる。

いわゆる「後伸びタイプ」の子は、
中学受験のタイミングではまだ揃いきらなくても、
高校以降で一気に伸びることも珍しくない。

 

そういう子は――

一度、うまくいかない経験をして、
心から悔しい思いをして、
そこから変わっていくこともある。

むしろ、そこがスタートになることもある。

 

大事なのは、

本気で中学受験に向き合えたかどうか。

最後の最後、
入試直前の独特の空気の中で、
ようやくスイッチが入る子もいます。

そのタイミングが間に合わなかったとしても、
そこで感じた悔しさや経験を、
これからの人生に活かせるのであれば、

中学受験は、決して無駄ではなかった――
そう思います。

 

だからこそ、

安全圏の学校もきちんと受けて、
「1校は合格を持つ」という戦略をとること。

それは単なる保険ではなく、
中学受験を通して積み上げてきたものが、
確かに形になったという証を持つという意味でも大切なことだと思います。

そのうえで、

高校受験で改めてリベンジするという選択肢を取るのも、
ひとつの立派な道。

中学受験で得た経験や悔しさを、
次のステージで活かすことができれば、

どのルートを選んだとしても、
その子にとって意味のある挑戦になるのだと思います。

 

我が子の中学受験は、
決して「うまくいった」と言えるものではありませんでした。

正直、これは負け惜しみなのかもしれません。

それでも、今はそう思っています。

 

ただ――

本音を言えば、

「どこまで時間とお金をかけるべきだったのか」

という思いが残っているのも事実です。

もしかすると、

最初の段階で
「撤退ライン」「上限」を決めておくことも、
ひとつの考え方だったのかもしれません。

その基準は、本当に家庭それぞれですが。

 

中学受験は、
やればやるほど、正解が分からなくなるものだな…と感じています😌

 

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