こどもの中学受験の動機。
表向きには、
「行きたい中学校がある」というものでした。
もちろん、それも理由のひとつではあると思います。
でも――
今になって振り返ると、
一番大きかったのは、少し違うところにあったのかもしれません。
それは、
「SAPIXのあの、わいわいした雰囲気の中にいたい」
「SAPIXに通っている友達の輪の中にいたい」
という気持ち。
勉強そのものが好きで、
できるようになりたい、という気持ちは、
正直、そこまで強くはなかったように思います。
これは、他の習い事でも同じでした。
スポーツでも、
その競技自体が好きで上手くなりたい、というよりは、
「友達とわいわいしていたい」
「その輪の中にいたい」
という気持ちの方が強かった。
(中学受験をしないそこでの友達たちとの時間も大事にしたいという気持ちも強かったのですが)
でも――
3年くらい続けていく中で、
少しずつ変化も見えてきました。
そのスポーツ自体の楽しさが分かってきたのか、
練習も「上手くなりたい」と思って、
真剣に取り組む姿が増えていったのです。
思い返すと、
新しいことを始めるときは、
まず否定や抵抗から入ることが多い。
でも、
「やりたい」と思えるきっかけは、いつも
“友達の輪”があるかどうか。
そこに入りたいと思えるかどうか。
子どもの中で、
この「友達の輪」が占める割合は、
思っている以上に大きいのだなと感じています。
そしてもう一つ思うのは――
何年か続けていると、
ある日ふと、面白さが分かる瞬間が来るかもしれないということ。
そこから、急に真剣に取り組み始める。
いわゆる、
「最初から伸びるタイプ」ではなく、
**“後から伸びてくるタイプ”**なのかもしれません。
そして、ここは少し現実的な話になりますが――
中学受験は、
どうしても「期限のある戦い」です。
後から伸びるタイプであっても、
その伸びが受験本番までに間に合うとは限らない。
だからこそ、
「友達の輪」という動機に加えて、
もう一段強い動機――
たとえば、
・志望校への強い憧れ
・負けたくない気持ち
・できるようになること自体の楽しさ
そういった自分の中から出てくるエネルギーを、
どこかで持てると、より戦いやすくなるのだと思います。
それでも、
そのタイミングが間に合わなかったとしても、
それは「ダメだった」という話ではなくて、
その子の伸びるタイミングが、
たまたま受験より後だったというだけのこと。
だからこそ――
最初から強い動機を求めすぎるのではなく、
きっかけは「友達」でもいいし、
「楽しそう」でもいい。
その中で続けていくうちに、
本人なりの意味や面白さに出会えたらいいのかな、と。
焦りすぎず、でも現実も見ながら、
どう伴走するかが大事なのだなと感じています。
とはいえ当時は、心の片隅では、強い動機を持って、全力でがんばってくれるのを期待して焦っていたと思います。
いつか、
「それ自体をやりたい」と思えるものに出会えたら――
それが一番いいな
と今は思っています🌱
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