その1の続きです。

 

香港初のランチはやっぱり飲茶でしょ!

ということでロンドンレストラン(倫敦大酒樓 )に行きました。

 

ここはいわゆるワゴンスタイルという、おばちゃんがワゴンにセイロを載せて練り歩くという伝統的な飲茶スタイルが残っている数少ないお店のようです。

店としては1000人クラスでお客が入るらしくすさまじいでかさ・・

 

 

 

 

 

価格帯としては大衆的で、地元の家族のちょっとした集まりにもってこいというお店のようです。

高級レストランもよいですが、地元の人が普段使いする店ってのも期待大です。

 

 

ビル全体がレストランのようらしく、ロビーにエレベーターがあったのですが、何階に行けばよいかもわかりません。

エレベーターガール的なおねえさんはいるのですが、立ち往生しているのを見てもしらんぷり。

 

その後本当にオロオロしているとようやく

 

「すりー(3)!!」

 

と怒られ気味に教えてくれます。

香港てなんとなくこんな感じの優しいのかよくわからん対応が多かったような。

 

 

言われた通り3階にあがると確かにとんでもなくデカイ・・

 

入口のほうで待っていても誰も相手してくれません。

空いている席に勝手に座るのか空き席を探しているとウエイターが相席を求めてきました。

 

相席は香港のおじさん2人組でした。

 

 

 

注文には中国語びっしりのメニューと日本語が書いたメニューを渡されます。

食べたいものに鉛筆でチェックして紙を渡すほか、練り歩いているワゴンおばさんに声をかけるかです。

 

ワゴンおばさんが醍醐味なのですが、いかんせん相手は広東語でまくし立ててくる・・

結局面食らって声かけられませんでした。

 

オロオロしていると相席のオッサンがめっちゃ教えてくれます。

ありがとうございます。

でも広東語なので本当にわかりません。

 

広東語わかるけど、オロオロしてるっておかしいでしょ!

 

 

 

注文を紙に書いて出します。

 

 

なんとなくおいしそうな名前の物をいくつか記入。

 

 

 

 

 

最初にエッグタルトが来たのは謎でしたがどれも美味。

 

点心好きの我が家にとっては楽しい時間・・

 

と思いきや嫁さんが大して食が進まない様子・・

 

 

「どうした??」

 

と聞いてみると自分点心大好きだと思っていたけど、点心ばかり出てくるとちょっとしんどい、とのこと。

生野菜がなくて炭水化物ばっかり摂るのがしんどいらしい。

 

自分は全然平気なのですが、女性はそうなのかもしれないです。

 

 

 

 

 

値段どれくらいか忘れましたが3000円くらいですかね。

安くて満腹です。

 

 

 

そのあと対岸の香港島に渡るスターフェリーなる乗り物に乗りに行きます。

自分はある程度地図を見れば何で行けば速いか大体わかります。

 

ここは電車を選択。

 

フェリー乗り場に着くころには風が少し強くなってきました。

フェリーは地元の人も普段使いする模様。

 

それもそのはず片道60円くらいなんです。

香港島への行き方は地下鉄、バス、タクシーがあるはずですが、いずれも海底トンネルを通るのですが、この通行料がそこそこ高いみたいなんですよね。

 

地下鉄もそれを通らなければ60円くらいなので海底トンネルだけが高いのでしょう。

それでも日本人からすれば大したことがないものですが、ここはフェリーに乗ってみましょう。

 

 

 

フェリーからみた香港島。

香港島は日本で言うと丸の内と霞が関と六本木を足したようなところらしく、いわゆる経済の中心です。

 

当然キラキラしたビルも多くあるのでした。

 

 

船はゆらゆらしながら進んでいきます。

乗客は白人から中国人からいろんな人種が乗っています。

 

毎度のことながら、人生で数回しか行かない国で偶然出くわすっていうのはすごい確率だなと思います。

 

 

10分も経たずに向こう岸につきます。

 

 

今日はここから有名なビクトリアピークに登って100万ドルの夜景を見てやろうというわけです。

 

 

ところがどんどん風が強くなり、周りも慌ただしい雰囲気になってきます。

 

見ると台風シグナル3が出ています。

この台風シグナルというのは1,3,8,9という謎の4段階で示されていて、3は暴風注意、早く帰宅せよというサインのようです。

 

これを見てビクトリアピークに登るのは断念。

 

 

船も止まってしまうと大変なので電車でUターンすることに。

香港の夜景スポットはビクトリアピークという香港島の高台と、対岸(フェリー乗った方)の海岸から見る2つがメインなので、海岸から見ることにしました。

 

 

少し待っていると日が暮れてきました。

毎日夜20時になるとシンフォニーオブライツだかいう光のイリュージョンが始まるのでそれを待ちます。

 

 

 

が、20時になっても始まりません・・

何やら広東語でアナウンスしてます。

 

全然聞き取れませんが、人が帰り始めます。

どういうことでしょうか。

 

いや、中止だろ・・!

 

 

粘ってしばらく待ってみましたが、どう考えても中止なので最悪歩いて帰れる場所へということで油麻地に移動。

ここは原宿みたいなところですかね。

 

すっかり日も暮れてきて香港らしいネオンサインが輝きます。

ザ・ホンコンという感じです。

 

 

歩いていると雀荘のルール表もありましたが、意味は全くわかりませんでした。

 

 

雀荘は至るところにありましてどこも盛況そうな感じでした。

 

最初の画像にある「鶏記」というのがたぶん主流のルールを指しているようで、たぶん日本で言う「リーチ麻雀」的なものだと思われます。

 

 

ちょっと調べたところによると、リーチがない、食い下がりがない、フリテンがない、ピンフはリャンメン待ちじゃなくてOKくらいがわかりました。

 

【参考動画】

https://www.youtube.com/watch?v=sa72rv8fLJU

 

 

ま~ジャンゴロみたいないい感じのオッサンが・・・w

あと牌がめちゃくちゃデカイ・・・

 

 

 

 

このあと女人街というフリーマーケットを練り歩き、地元の人に人気のごはん屋さんで食べました。

 

このパイコーぽい豚のリブみたいなやつと、鶏の足を甘辛くしたものがメジャーな食べ物な気がします。

日本で言うカツ丼、親子丼に相当する立ち位置ですかね。

 

 

 

 

 

そのあと「義順」という有名なミルクプリンの店に立ち寄りました。

ネットで調べた金額の2倍になっててびっくり。

 

確か600円くらいしたと思いますが、流行っていました。

ノーマルと生姜入りを試しましたが、生姜はマジで生姜でした。

 

 

このあとホテルに帰って二日目終了です。

三日目は台風の嵐ということで・・