「まのいいりょうし」
(瀬田貞二 再話 赤羽末吉 絵 福音館書店)

まのいいってなんだろ?
この表紙のおじさんのサンバみたいな服なんだろ?

読んで、なるほど。

瀬田貞二さんの文章はやっぱり好きだわぁ〜
この文章には、この絵じゃないといけないわ。

昔話は全然読めてないから
こうやって、面白いお話に出会えて
とんちゃんに感謝です🙏✨

でも私にはこの絵本をどこかで誰かに
読む勇気はまだないわ。
読めるかな。読みたいな。


声に出して読む。

なんてリズムの良い物語なのだ。


そして、次々と起こる

【まのいい】出来事。気分爽快。


運がいい時って、なんか重なるし

不幸だなーってこともなんか

立て続けに起こることもある。



私はちょうどこの絵本を読んでいるときに
『みかんとひよどり』(近藤史恵)という小説を読んでて【食べること】について考えてました。

この『まのいいりょうし』も同じように
狩りをするお話なんだけど、時々、本同士が引き寄せ合って繋がる瞬間があるのだ。これは小川洋子さんがエッセイでおっしゃっていて。そうゆう現象が時々起こると。


今回も惹かれ合う絵本と小説が出逢いました。

それは私の中に染み渡り、2つの物語が1つに混ざり合って、私の心や血や肉となって、それがこうやって文字として、文章に浮き上がってくる。


私は『まのいいりょうし』と『みかんとひよどり』だったけど、ふかよみ倶楽部の主催の、とんちゃんは『アロハで猟師、はじめました』(近藤康太郎 河出書房新社)が【まのいい読書】だったとブログで知りました。