正直、彼の年収は高いとは言えない。
本当であれば、共働きするべきだと思う。
彼もそれは元々そう言っていて、自分の年収が少ないから、同年代かちょっと下くらいで、自立していて自分でしっかり生計を立てている人を探していたし、そう言う人とお見合いをして来たと言っていた。
でも、そう言う人だと、仮に仕事を辞めてしまった時、自分の収入だけでは生活レベルを落とさないといけなくなり、それを受け入れて貰えなかった経緯もあったと言っていた。
だから希望年齢を下げて、ダメ元で10下の私を見付けてくれたのだけど。
でも私は、彼が望むような条件ではないし、病気持ちだし犬居るし。
彼は病気持ちでも、実際に会ってみないと分からないなと思ったらしい。
そして気に入ってもらえて、しかも、病気の事もあるから仕事を辞めても良いとまで言ってくれた。
これは正に、リリベルさんが理念として掲げている、
条件を超えた愛を育てる
です。
正に、初めに考えていた条件を変えてまでも愛を選んでくれた。
こう言うことかと腑に落ちた瞬間でもあった。
彼は年収は高いとは言えないけど、預貯金があり、資産がある。
そして子供も居ないし、2人だけならやっていけるよと言ってくれた。
でも、そう言ってくれる度に、私の心が苦しくなる。
こんな私でなければ、彼にもっと相応しい人が居るのではないか。
私と結婚すると、迷惑や苦労をかけさせていまうんじゃないか。
彼に申し訳ない・・・
そんな思いが何度かあり、その度に紫石さんに話を聞いてもらった。
一時は、「お断りします」と言った時もあった。
めでたく成婚に至りました![]()
