入院一ヶ月を超えると、メンタル落ちることも増えはするんですけど、落ちてる状態で書くと読み返しても面白いことまったくないからさ。落ちてない内容にしたいなと思って考えてたんです。


そしたら、どういうときに落ちて、どういうときに上がるかポイントがあることに気付いたわけ。


落ちたり上がったりするけど、1日のトータルで上がってる時間帯が多いようになるといいなと。なので明るい気持ちと暗い気持ちの「持続時間」をリストにしてみる。


明るい気持ちになるとき(持続時間)


食事にフルーツがついてた(2分)

夕食にはだいたいついてるけど、キウイだとよりうれしい。


日勤の担当がお気に入りの助産師(6時間)

夜間はあまりおしゃべりする時間ないので、昼間の担当がおしゃべりしやすい人だとうれしい。


夕日がきれい(1分)

18時から19時頃までが夕日のピークで、ちらちら外を見て癒しの1分を積み重ねてる。


家族が面会に来てくれた(半日)

面会時間は30分だけど「今日は会える!」と思うと朝からワクワクなので持続時間は長め。


快便(3時間)

お腹の中がスッキリしてる状態は気持ちもスッキリしてる気がする。次の食事でまた溜まるので持続時間はまちまちかな。


ベビーの心音確認(3分)

「元気ですね」の一言で安心できる。


シャワー後の昼寝に入る瞬間(5分)

髪乾かすまでトータル1時間くらい起きてるので疲れる。髪乾かしてやっと横になって寝る瞬間が至福。


自販機でジュースを買う(5分)

基本的に常温の水を飲んでるので、自販機で買いたての冷たい飲み物を飲むのがささやかな贅沢。ペットボトルクーラーを買ったので届いたら持続時間が長くなる予定。


木曜日の朝(5分)

週数カウントが木曜なので。朝トツキトオカアプリを開いて、赤子のサイズが何のフルーツになったかを確認するのが楽しみ。ちなみに今はパイナップル。


車椅子で移動(1分)

診察に行く時たまに車椅子に乗せてくれることがあって、短い距離だけど風を感じられるのが気持ち良い。


1時間以上まとめて昼寝できたとき(1分)

とにかく1日が早く過ぎてほしいので、寝てる間に時が経つのが一番いい。



暗い気持ちになるとき(持続時間)


面会直後(10分)

うれしさの反動で、帰っちゃった後のさみしさがズーンと来る。すぐにTVerを開くことで切り替える。


同室のネパール人のゲップ(1分)

生理現象だから我慢してるけど頻度が多すぎるのと音量でかすぎて最近ちょっと殺意がわく。


同室のネパール人のルール破り(5分)

インスリン人材のくせに隠れてなんか食べてる音がする、室内で電話してる(独り言?)、よく「ウゥ」「アァ」って唸ってるくせに助産師にはノーペインって伝えてる、など。「私には関係ない私には関係ない」と念じて抑えるけど、赤子を守る気あんのかとイライラしちゃう。


ちつせんが痛い(5分)

あまりないけど、いまいちな先生に当たっちゃった日は処置時間が苦痛。


ふと鏡を見た時にババアがいる(1分)

髪ボサで連獅子なだけでなく顔のシミが増えて見るに耐えない。すぐに鏡の前を立ち去るしかない。


シャワールームの鏡で全裸を見る(2分)

『進撃の巨人』の一般人の巨人がそこにいるから。


金土日あたり(ずっと)

木曜に週数クリアの喜びがある分、次の週数クリアが遠い金土日は落ち込みがち。な気がする。


食事の副菜が酸っぱい系(5分)

マリネとか甘酢和えとかがあんまり好きじゃないんだなって改めて気づいた。


消灯時間が10分以上ズレる(10分)

22時消灯なのでその時間にスタッフが部屋の電気消しにくるんだけど、それが21:50くらいに消されたり、22:10になっても消しにこなかったりするとイライラしちゃう。


主治医から検査結果を聞いた後(数日)

退院できないことが確定するのでダメージがでかい。




こうして洗い出してみると、明るい気分になる出来事の方が種類は多いが、暗い気持ちの方が持続時間が長いことが分かった。あとはどちらの項目も「自分の意思でコントロールできない事象(助産師のシフトは分からない、など)」が多いので、自分でできる切り替え方法を見つけていくことでポジティブタイムを増やせそうだなと改めて思った。


まぁ、これって入院期間に限らず誰しも当てはまることというか、「自分の機嫌は自分で取る」的なことよね。どんなときテンション下がるのか、どうしたら元気になるのか、自分について把握するって大事。分かっちゃいるけど常に意識するって難しいね。