ついさっきの出来事。


おやすみ〜からのおしゃべりタイム(寝る前の暗闇の中ゴロゴロしながらおしゃべりする)で、お腹の赤ちゃんの話になりまして。


我が家の最旬トピックなのでよく話題にはなるんだけど、今日はなんかのきっかけで、「自分と同じ姿で生まれるとは限らない」という話に。


あ、そうだ、最近ハマってる呪術〜の話からだ。胎動がうねうねしてるからお腹の中にいるのタコかも→タコの呪霊→受胎してたらどうする?って感じで息子がもしもトークし始めたんだ。


んで、まあタコ呪霊はないけど、手足がなかったり、指がくっついてたり、唇が裂けてたり、双子ちゃんの体がくっついてひとつだったり、そういう赤ちゃんが生まれてくることもあるんだよって話をしたんですよ。そしたら「ドン引き」って感じで、「え、そうなの、なんか怖くなってきた」という反応で。半信半疑からの受け入れ、率直な畏怖って感じだったなー。


子「どうしてそうなるか原因はあるの?」


私「原因があるやつもあれば、分からないけどそうなっちゃうこともあるんだよ」


子「そんなの世界の七不思議に入れてくれ!」


私「そうだね」


子「人間の体の中に入って調べられないの?」


私「現状まだ人間が小さくなる技術がないからできないかもね。でも、細いホースの先に超小さいカメラが付いてて鼻や口から胃の中を撮影したり、飲み薬くらいの超小型カメラのカプセルを飲んで体の中を撮影したりはできるみたいだよ」


子「あーそれねー」


なんて会話にも繋がった。単に「気持ち悪い。怖い」で終わりじゃなくて、「なぜ?」と思っていろいろ質問してくれたのはなんか良かったなと思いつつ、わざわざそんな話しなくてもよかったかなーとも思う。手がない、足がない、口が裂けてる、といった自分と違う姿形を想像して(画像を見せたりはしてないので)、「怖い」「気持ち悪い」って言葉がサラッと出てきたんですよね。

我々大人は「別に何とも思いませんけど?」って態度ができるけど、息子はまだそういう建前を持ってないから当たり前のことだと思う。でもなんかその素直すぎる反応にちょっとびっくりした自分もいて。


なんだろ、「なぜそう思っちゃいけないのか」が自分の中で明確になってないからかな。形が違くても自分と同じ人間な訳で、気持ち悪いとか怖いとか言ったら本人もその家族も悲しいからそんなこと言ってはいけない、ってのはすぐに思いつくけど、それが本質かと言われるとなんか足りないというか、違う気もして、息子にちゃんと説明してあげられなかったのよね。自分がそんな状態なのにうかつに子供とトークしてしまったなーと。大人は何でも知ってるわけじゃない、正しいとは限らないって教育方針なので今日のも「そういう会話の機会となった」だけでいいんだけどね。思ったよりショックを受けてたみたいなので、寝る前の楽しい時間だったのにちょっと可哀想なことをしたなと。


自分の中でも引き続き問い続けたいし、自分ごとになる覚悟もしなくちゃいけないし、うん、なかなか深いおしゃべりタイムとなった。