妊娠20週0日に突然入院して一週間が経つ。明日から21週に突入、最初の目標である22週到達まで消化率50%だ。薬の効果かお腹の張りは弱まり出血もなく体調も良いぞ。


一昨日の診察で、子宮頸管長が入院時から短くなってない(キープできてる)ということで、子宮頸管用ペッサリーなる器具を導入することになった。日本では保険適用外だが、ドイツでは40年の歴史があるんだそう。見た目はどでかいポッピンアイ(分からない人は検索!分かる人はアラフォーだね)の真ん中に穴が空いた、シリコンのリング。子宮口にカパッとはめることで子宮頸管長を保つ仕組みらしい。


説明を聞いた時は「へー」くらいだったが、実物を見せてもらい、直径5センチはありそうなブツを見て普通に疑問がわいた。(これをどのようにして膣に?)分からなかったけど、恐らくこの後の処置は痛みを伴うものだと覚悟して診察台へ。


カーテン越しなので何をされてるかは見えないが、感触的にポッピンアイを縦に四つ折りくらいにしてグリグリと膣に入れているようだった。激痛だった。月経カップの入れ方動画で見たことあるやつだ。月経カップの実物を見たことはないがたぶんシリコンの分厚さが比じゃない。だってこっちはポッピンアイだ。

不妊治療時代から膣に何か入れられるのは慣れっこさ。数々の挿入経験から、力を入れると余計に痛いことは分かっている。だからなるべく息を吐いて下半身の力を抜くようにしたけど、無理、グリグリにも程がある。詳細は割愛するが、合計2.5往復のグリグリを施され、「ふぐぅ」と声を漏らしながらも無事にペッサリー装着完了。装着後の子宮頸管長は3センチになり先生も満足げだった。


ともあれ、入院時の説明では1ミリも触れられなかった「退院」という可能性が見えてきた。数日後の検診で問題なさそうなら退院して自宅安静になるかもしれない。このまま4ヶ月入院になるかもと思っていたのでこれは嬉しい。

このまま分娩まで休職になったら育休手当もらえるんだろうかとか経済不安がすごいから、回復して復職できるといいなー。でもまずは赤ちゃんの生命最優先で、私は安静を頑張る。


今日は、小学校帰りの息子を夫が待ち伏せして2人でお見舞いに来てくれた。ベッドで三人で抱き合って(ほぼ円陣)たら看護師さんにカーテンを開けられ、「あ、ごめんなさい、また後で来ます!」とシャッと閉められて笑った。ロッチのコントみたいだ。


三人でおしゃべりするのは本当に、嬉しい、楽しい、大好き!ララララーラーララ ララララーラーララ ラーララーラララーラーラーラーラーラ!