静岡県にまもなく上陸の可能性が

高くなってきました。


この台風の

特徴は


まず

非常に強い勢力、ということ。


台風の強さ=風の強さ

です。


また合わせて

スピードも速く


スピードが速い=風が強い


ということでも

あるので


この風の影響が大きい

交通機関では

混乱が大きくなっています。


「非常に強い」

というレベルの台風が上陸するのは

東海地方では観測史上初。



沖縄付近をうろうろしていたときは

いったん勢力が弱まりました。



それは

台風が

同じような場所で


自らの風によって

海をかき混ぜたために

下から冷たい水が

あがってきて



エネルギー補給がおさまり

少し弱まったのです。



しかし


その後

太平洋高気圧の周りの風に乗って

スピードをあげてくると


どんどん

また海水温度の高い

場所を通過し



勢力が

強まったのです。



つまり

日本近海の海水の温度が

高いんです上



地球温暖化が進むと

強い台風が来る可能性が高くなる


という話を

いつもしてきましたが


まさにこういうケースで


いまも

近海の海水温が

28℃くらいと


台風にエネルギーを送るのに

取るに足りない

温度になっているのです。



原因は

ここのところの残暑。



しかし

残暑が厳しいのは当たり前になってきている近年

今後もこういうことが起きうるということです。



さらに

今回の

台風の話に戻すと



雨雲が

台風の前面で

発達していて



いま

台風の中心が近い

静岡愛知などでは

1時間に50ミリを超える非常に激しい雨が

ふっていますが


そこから離れた

関東の北部

群馬、栃木

あたりも

同じような激しい雨が降っています。



これは


その付近を通る

秋雨前線が

台風によって刺激されたためで


このあと

台風が

前線を北へ押し上げていきますので


東北も夜は

相当激しい雨になる恐れがあります。


すでに

強い雨になっていますので

震災の被災地でも土砂災害などに

警戒が必要です。



このあと

関東にも

激しい雨雲がやってくるので



お出かけしないといけないという方

くれぐれも

お気を付け下さいね!!!



しかし

スピードが速いので

会社帰りの皆さんは

お帰りが遅い方ほど


傘なしで帰れると思います。



ネモ