●先輩のこの言葉に思わず…?
「失敗しなさい」
入社して間もないころ、
直接の上司ではなく、
10年のキャリアを持つ会社の先輩が
こう一言放った。
思わず「はあ!? 失敗しろって…」に
「人の不幸を喜んでいるのか」なんて
一瞬頭がよぎった。
実はそれ以外、その先輩からは
一言もアドバイスなし。
「なんて冷たい先輩なんだ|д゚)」
って思うこともあったっけ。
しかし、その後、壁にぶち当たり、
もがき苦しんでいるときに
「失敗しなさい」の意味がようやくわかった。
それにしても新入社員の頃がなつかしい。
●今年の新入社員の傾向は…
4月も下旬になり、新入社員にとっては
ようやく会社に慣れてきたころ?
かどうかはさておき、
今年の新入社員の傾向について
日本生産性本部がこう発表している。
「何事も安全運転の自動ブレーキ型」
この特徴は車にたとえ
頭の回転は速いものの、
困難な壁にぶつかる前に
未然に回避する傾向があることから
こう名付けたそうだ。
とはいえ、
採用企業側から
「人を傷つけない安心感はあるが、どこか馬力不足」
との声も聞かれる。
「部下を育成する担当者には
どんな環境でも的確に走行(業務遂行)
できるような育成が求められる」と述べる一方、
「新入社員には
リスクを避ける安全運転もいいが、
前向きに挑戦して失敗する中から
学ぶ経験もしてほしい」
と日本生産性本部が訴えている。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140416-00000548-san-bus_all参照)
●「リスクを避ける安全運転もいいが…」
に裏打ちされることとは…
先ほどの日本生産性本部が
訴えていた中で
「リスクを避ける安全運転もいいが…」
とある。
これは一つ間違えば、
前向きに挑戦しなくなり、
他人に依存することになるのだ。
知人からブラック社員
(ここでは×社員のほうがわかりやすいかも)
の話をきかされた。
プロジェクトの応援のため、
別の部署から手伝いにきた知人は
×社員の問題児に頭を抱えている。
「何事も人任せ。落ち着きなし。周りの空気が読めず、
周りに時限爆弾をいっぱい仕掛ける×社員。
(その社員は30歳前後の男)。
クライアントからの依頼も自分で解決せず、
周りに頼ってばかり。
迷惑かけていることを気にしないから
怒り爆発寸前という。
さらに、×社員について
仕事はやっているふりだけで残業ばかり申請( `ー´)ノ
上司も何も言わないってどういうこっちゃい!」
と不満を漏らしていた。
知人の勤め先の×社員ではないが、
今年の新入社員で、
「簡単にあきらめ、挑戦しなくなる
タイプ」が今後増えるのではないかと懸念。
●現場の大変さをわかっていない残念な総理
22日のニュースでも話題に上ったように
安倍総理を議長とする
産業競争力会議で「残業をゼロにしろ」
と無茶苦茶な話が出ているのだ。
まさに仕事の現場の大変さを知らない、
理解しようとしない残念な総理。
(そんな人が日本のリーダーでいるのは失格!)
記事にもあるように
「企業には人件費を抑えたり、もっと効率的な
働かせ方を取り入れたい」
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140422-00000008-asahi-pol
より抜粋、一部編集)
という要求があるのも理解できなくはない。
とはいえ、
バブル崩壊前から振り返って
会社がこの20数年、どう売上高が推移し、どういう状況か
わかっていないのではないか。
企業の売上高の面だけではない。
企業にとって、一番の問題は超一流の企業を除き、
「入社してもすぐにやめてしまう」という
人材の流動化により、
社員の教育を放棄したことだ。
また、知人の話にも出ているように
「簡単にあきらめ、挑戦しなくなるタイプ」が
すでに会社の中ででてきており、
会社にとって、特に部署の責任者は、
人罪になっているのを
見て見ぬふりをして等閑視している。
皆さんのお勤めの会社、特に自分の所属している部署において
「そうなんだよ、ホンマに頭が痛い(; ・`д・´)」
と思う方も少なくないのではないか。
さらに本題の残業ゼロに関して
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140422-00000008-asahi-pol)。
同記事では労働者の対象として、
年収が1千万円以上など高収入の社員のほか、
高収入でなくても
労働組合との合意で認められた社員を検討する
とあるが、組合のないところでも
給料は格安に抑えられ、
残業代がゼロになってしまえば
どうなるのだろう。
特に製造業のようなものづくりの会社は
質が落ちてしまい、
産業が衰退するだけでなく、
給料も出ない以上、
生活に必要な消費だって節約志向に進み
経済は悪化の一途をたどるばかり。
それだけではない。
企業にとって人罪の×社員が増え、
技術やノウハウの後継者が出てこなくなるのだ。
●企業はますます衰退する方向に進む!
『辞めたくても、辞められない!』(廣済堂新書)の
著者である溝上憲文氏が
「日本はまだ長時間労働が当たり前の現実がある中、
そもそも就業時間内で
終わるような仕事を与えているかは疑問」
とバッサリ切り捨てている。
(http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140423-00000002-pseven-bus_all
より抜粋、一部編集)
また、ブラック企業対策の弁護士がこう指摘。
「労働基準監督署に申告する
残業時間を意図的に減らしたり、
変形労働時間制やフレックスタイム制など
勝手な解釈で残業代を
支払わなかったりしてきた会社は、
まさにやりたい放題です」
(同上のURL記事より抜粋)
労働者はますます弱い立場に
追い込まれていくと同記事で警告。
「アベノミクスは労働者を疲弊させ、
ブラック企業を助長する――」(同上のURL記事より抜粋)
に付け加えると
総理のこんな残業ゼロのアホな雇用改革は
社員のモチベーションを下げ、
質を落とすだけでなく、
社員が育たなくなり、
日本経済が活性化するどころか
落ちぶれていく企業は
伝統会社であれ、そうでないところであれ、
増えていくだろう。
バブルのように右肩上がり成長で
かつ給料も大幅にUPするのであれば
残業ゼロは功を奏すかもしれない。
でも崩壊後の経済、市場がどうなり、
企業の売り上げがどう推移しているのか。
また雇用の面でどうなっているのか。
一部の超優良企業を除き
社員教育の放棄のつけが悪い方向ばかり出ている。
売上高のダウン、ブラック企業の続出、
ブラック社員の増殖中
さらに、モンスター社員まで誕生!
こんな企業の売り上げの状況、社員の問題など
現実を直視しないアホな総理を選んで後悔、
一刻も早くやめさせるべきと願う人は
少なくないのではないか。