ハタハタ密漁者検挙/鯵ケ沢署
深浦の海岸 6人、ブリコ21キロを取る 2006/12/14 Today's NEWS
鯵ケ沢署は13日までに、深浦町の海岸でハタハタの卵(ブリコ)を取ったり、カニ網を使ってハタハタを取るなどの違法行為をしていた弘前市や大館市などの男性6人を県海面漁業調整規則違反容疑で検挙した。近く書類送検する予定。
検挙されたのは、弘前市や鶴田町、中泊町、大館市の会社員や農業、介護士、無職の30歳代から60歳代までの6人。
同署の調べによると、6人はいずれも8日午後から10日午後にかけ、同町の大間越、松神地区の海岸で、県規則で採捕が禁止されているブリコ合わせて21キロを無断で取ったほか、同じく同規則で使用が禁止されているカニ網を使ってハタハタ1キロを取った疑い。
西海岸地方へのハタハタ回遊でここ数日来、鯵ケ沢、深浦両町の各漁港防波堤や岸壁にはハタハタを取る遊漁者の数が増え、同署は違法行為を厳しく監視する一方、悪質な違反者は逮捕も辞さない姿勢でパトロールを強化している。
---------------------------------------
こんなニュースを見たのはついこの間。今年はハタハタは大漁らしい。一時は禁猟までしたハタハタが復活しているという。
そんなにあるんだったら、打ち上がったブリコを拾うくらい大目に見ても良いと思う。テレビに映った漁師は、全部海に返しているというが、どう考えても無理である。海岸線に延々とぶりこの筋。精々鳥の餌になって終わりだ…。
こんなニュースも
---------------------------------------
廃棄物処理法違反:ハタハタ大量に投棄 男2人、食べきれず山中に--深浦 /青森
12月19日12時1分配信 毎日新聞
◇容疑で摘発
大量すぎて処分に困った――。鰺ケ沢署は18日、深浦町の山中にハタハタを大量に捨てたとして、同町の40~50代の会社員の男2人を廃棄物処理法違反容疑で摘発したと発表した。ハタハタは、男が友人の漁師からもらったもので、「悪いことだと分かっていたが、多すぎてやむなく捨てた」と話しているという。同署によると、ハタハタの不法投棄容疑での摘発は初。
調べでは、2人は15日午後2時ごろ、ハタハタ約160キロを同町沢辺山科の山中に車で運び、掘った穴に埋めた疑い。45歳の男が前日、漁師の友人からハタハタを大量にもらい、自分で食べたり近所や友人に配ったりしたが、多すぎて約160キロが余ってしまい、同僚の男(59)に助けてもらい、山中に埋めたという。同署は2人を近く書類送検する。
今年はハタハタが豊漁で、県内のスーパーなどでは値が暴落している。【鈴木久美】
12月19日朝刊
---------------------------------------
津軽の人間は、遠く縄文の時代から狩猟採取生活をしてきたと思われる。それは、海や山の大いなる恵みの上に成り立つ。元来、拾ったぶりこも何の咎めもない筈だし、当然食べきれないほど採って不法投棄も無いはずだ…。
ほいど(卑しい、こじきみたいな、けちくさい、強欲な)臭い話。
拾う行為をほいどと言うわけではない。そのぶりこは、すべて漁師のものだという言い分もおかしい。
ましては処理しきれないほど採って山に捨てるのも、ほいどのなせる技である。
捨てるほど採らなければ、ハタハタは毎年戻ってくる。ぶりこは海岸に打ち寄せたものを拾ったところで、どうせ無駄になるものだ別に良いではないか?
そんな事も解らないのかと言いたくなる。
時代は巡る。どこか人間もおかしくなってるし、津軽人も大らかさに欠けているようだ。海を捨て、田や畑を見捨て、山を木を軽んずること。 懐古趣味とは言わないが、この年齢になって初めてわかる、何が大切かを…。
実はオイラは農協職員として、四国から帰ったあと弘前で過ごした時代がある。もっとも本店づめの事務方だったので、りんごや米の事なんかほとんど知らない。バブルの少し前、町は絶頂期にあったが先のバブル崩壊で百年超の市制を崩壊させたのはいうまでも無い。町並みは激変した。
最近は復調の兆しがあるが、この不景気風どう変わっていくのだろう?
タイトルに書いた文句その昔、リヤカーに魚をつけたかっちゃ(おばぁさん)が雪だろうが、雨だろうが行商に来ていた。はたはたなんて、アルマイトのボールいっぱいで10円たらず。 鼻垂れる(痛む)のが速い魚。母親は囲炉裏で田楽にしたり、煮たりしたハタハタが食卓に上る季節だった。 毎日続くと育ちざかりの子供の事、はたはたやぶりこなんて大嫌いだった…と毎年のこの季節。母親の厚い背中を思い出す…。