まさに不都合な真実な訳で、世界遺産のガラパゴスで起きているマーレ・イグアナとランド・イグアナのハイブリット(雑種)。 海イグアナは、岩にへばりつき海草を剥ぎ取り食べる。陸イグアナは、サボテンの果実など落ちてくるのをひたすら待って食べる。 ガラパゴスでは、近年エルニーニョやラニーニョの関係で海草が育たないという、そこでこの二者が交雑(ハイブリット)する。 出来た子供は、海イグアナの鋭い爪を持つので、陸イグアナの様に木登りが出来ないのと大違いで、サボテンを登り果実を食べられると言う。
長い進化の過程で、海と陸に特化して進化した種がある時点で交雑して飛躍的に進化する。
近年はグリズリー(ヒグマ)とシロクマのハイブリットも発見されている。 アラスカ等で、温暖化により流氷が接岸できず、シロクマはハンティングできないという。 グリズリーも餌が枯渇して海辺に出て両者が出会う。
いずれも長い進化の過程でかたや陸、かたや氷原に生きる場所を求めた結果である。ハイブリットシロクマは、毛が真っ白ではなくややブラウンがかった白という。DNAを調べたら確かに両方の因子を持つという。
首が長くシロクマの特徴があるハイブリット化は頭著で、哀れシロクマは行き場を失い絶滅する運命だという。
しかしこのハイブリットも白くては氷原では有効な保護色も有効とも思えず、長い目で見ればハイブリットもさして進まない気がする。 シロクマのハイブリットはさしてメリットが無いのだ。
これ人に置き換えるとどうだろう?住みにくさや人間関係で国を飛び出して、異国人と結婚する。コレはハイブリットと呼べないものだろうか? そう人はかなり前からハイブリットをしている。しかし、ハイブリットの効果がどんなものであるかという事はおおよそ解らない。 人はある程度同じ価値観や意思を共有できないと結婚できないから相手のスバ抜けて優れたものを発見できないのかも知れない。
例えば、アメリカ人が海にもぐるに適してるとか日本人が木登りがうまいとかで、混血した子供は海ももぐるし木登りがうまいなんて話は聞いた事が無い。
人はある程度の脳の進化を終えると、道具を用いて体の機能を補う方法を得た。 アクアラングで海に入り、ロケットを作って宇宙にもでる。そうやって考えると人はもう形態の進化は出来ないところに行き着いているのだ。
それは人の特異性を物語るものだろうか…。 ちょつと強引に人と結びつけたのは失敗かも知れない。
もっともアメリカ人は水かきがあって、日本人が鍵爪を持っているというのなら話は別だ。
あーヤダ、オレは何を書いているのだ?どうまとめたら良いのか解らないまま、おしまいとする。
でも不思議だねー人間て…。 というより、進化の不思議というべきか…。