ナザレのイエスは、受難を予言していた。
12人の使徒のうちユダの裏切りによって、僅か銀貨30枚で師を売る。 それは大司教カイファの策略だった。イエスを拘束し罵りローマ帝国の辺境の地であったエルサレムで裁判を受けさせた。
それは自らの立場を守らんが為だった。
総督ピラトやヘロデ王は罪の無い者や狂人として取り合わなかったが、カイファの策略で罪を問われ死して復活する為に、鞭打ちにも耐えゴルゴダの丘で磔にされる。
真理とは何か、総督ピラトは凡そ知恵にも長けていて人格者であったと想像できる。
ヘロデ王も遊びほうけていたが、その人格は賢者と言って良い。
ユダはイエスが捕まった後、その行為を悔いゴルゴダの丘を見る事が出来る場所で糸杉にロープを吊るし自害する。
聖書や使徒に寄る福音書からのストーリー。
しかしナザレのイエスは何故死ななければ成らなかったのか? 長いものには巻かれろ的な考え等無い。 総督ピラトの妻は、イエスを殺してはならないと夫ピラトに進言する。
しかしピラトは暴動を恐れて民衆の求めるまま殺人者バラバを釈放しイエスを磔にする。
辺境の地に派遣されたローマ兵の無残な行為に目をそむけたくなる。
裂けるイエスの体。イエスの手のひらを打ち抜き十字架を貫いた杭から滴り落ちるイエスの血。
死して復活して、その奇跡を示す為なのか。最後の磔の十字架からおろされたイエスは、最後のシーンで復活を遂げる。
手のひらには打ち付けられた杭の穴が開いたままだ。
登場人物は、母マリアとその妻と言われたマグダラのマリア。バチカンの祖、ペテロ。預言者ヨハネ等。
ゴルゴタの丘に磔(はりつけ)にされたあと、地震が起きカイファの屋敷は床が裂ける。
それは天の怒りのようだった。そして、カイファやピラトも罪の重さを知るのだ。
その後のキリスト教が世界に布教するのは、イエスの残した言葉(教え)の性であるとされている。
passion 語源ラテン語「苦痛」の意; 【形】 passionate
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