原題はTHE SIEGE:包囲作戦とか囲い込みとかそういう意味である。
例の911以前のテロがテーマである。イスラムの族長を軍が拘束する、それを奪還しようとするテロリストと阻止するFBI・CIAという図式である。
過激派のイスラム族長が拘束されて頭にきて、バスジャックをはじめる。始めは警告で青ペンキが爆発しただけだ。しかし、二度目はそうはいかなかった。FBI・ハーバード捜査官のオフィスには族長を解放しろとファックスが届く。それが何を意味するのか理解できなかったが、CIAのエリースとの関係と情報屋のイスラム青年を締め上げてテロリストを解明しようとする。最後のグループが解らないが、エリースの恋人‥その情報屋が最後のテロリストだった。
地味なテーマだがイスラムの問題が解る気がする。もともと回教徒は過酷な自然の中で暮らしている。そこに死んだら80人の処女と結婚できるとか言われて殉教するテロリストは到底理解出来ない。彼らには生きても地獄で過酷だから、死んで殉教する方が良いのか?でも馬鹿な話である。死んで何が残るのか?名誉か?
最近またキナ臭い話、デンマークの預言者マホメットの風刺漫画で要らぬトラブルを招いている。そこで関係者を殺したらタリバンが賞金(金塊)を出すというニュース。それを威嚇するブッシュ大統領。いい加減にして貰いたいものである。トルコでキリスト教の司教がイスラム教徒に殺されたというニュースも。 イスラム=預言者=宗教=殉教=死んで処女80人の嫁(そりゃ、肉林だろうけどサ。ホントめでたいよね。)しかーし、死んでどうなるの....?アメリカ=愛国心=家族愛=自由って名のもとに中東で死んでいく人.....。でも就職もままならぬ地方の貧しい家の出身者が志願して軍隊に入っているという。これも変だよね。それに比べりゃ、あら人神であらせらる天皇家の後継ぎ問題で女系だ男系だと言っている日本は幸せなんですよ本当に....。
あー話がそれてしまった。デンゼル・ワシントンの正義感溢れるところ、捜査官部隊を前に「情報屋を締め上げ・金を掴ませ調べ上げろ!・家には帰れないと電話しろっ」とまくし立て挙句の果ては鼻血をたらりと流すシーン。この手のシーンでは必ず私情を挟む馬鹿者捜査官がいるものだがそれが無い。(あの24が良い例だが)911で明らかになった、CIAのトンマな所なんか感じ取れれば良いかなと....。およそ、CIA捜査官のエリースって「ニャんだこれは?」って思うかも。是は980円。深夜枠のB級映画ではあるがそれが理解できる方は是非買って見るべし!