ローレライシステムは、ソナーをも凌ぐ優れた探知能力をもつものだった。何処からともなく現れては、的確に船を沈めていく、そして何故か女の歌声が海底から聞こえるという....。
米国の駆逐艦の乗組員はそれを聞き、魔女と呼び恐れていた。
しかし時は大戦末、既に広島に原爆投下され敗戦は濃厚になった。
そんな中、魔女と呼ばれ恐れられた兵器を搭載した潜水艦伊号507が密命をおび南方に向かう。
だがその密命は、その後の未来を憂う一将校が独断で起こしたクーデターだった。それは、軍部の上層部に責任を取らせ、旧体勢の破壊をもくろみ、責任を取らせる意味で、広島・長崎の他に東京にも原爆を投下させようとするもの。
敗戦後の世界は軍事バランスが崩れ、米国だけではなく他国も原爆をもつようになる事を予見できた将校は、相手の懐に深く潜り込み、容易に叩く事が出来るローレライシステムを米国に渡し、日本を存続させようというものだった。
それでも落ちこぼれであるが、その先の日本の未来を信ずるクルーが、ローレライシステムの中枢が日本人系ドイツ人のパウラという少女を知り、未来を信じテニアン島から出発するB29に搭載された第三の原爆投下を阻止するべき苦難を乗り越えて行く。
しかし超能力でローレライシステムを操るパウラは、人々が死んでいく様を見ることが出来それは彼女の精神を蝕んでいて、生きる事に希望を持てないのであった。
その時に人間魚雷回転のドライバーとしてローレライに乗り込んだ征人が居た。彼の故郷は、原爆がおとされた長崎だったが、彼の献身的な愛情がパウラを支えて、供に日本に帰る事を約束し供に生きる事をパウラは確信する...。
劇場に足を運ぶつもりが見れなかったもの。レンタルで借りて見た。
妻夫木の良い男っぷりのさる事ながら、回りのいかついが弱い負け犬男も味があり(ピエール瀧など)、それにもましてパウラの現代的な姿態には参った!
☆☆☆☆とする。
ヒロインのパウラ・アツコ〓香椎由宇(かしいゆう)は神奈川県のモデル出身、綺麗なスレンダー美女である。
- ポニーキャニオン
- ローレライ スタンダード・エディション
- 大橋 仁
- you―香椎由宇写真集
