トルコのの建国の祖は紙幣にのっているアタチュルクだという。2005年の新年から、デノミネーションを行ったトルコだが、日本の伊藤博文のように旧紙幣に顔がある。新札はまだ庶民には行き渡らず、自分もお目に掛かからず、グランバサールでの両替所でレートを目にした程度。お世辞にもハンサムとはいい難いが、アタチュルク廟を訪れた。
まあよく出来た博物館で神殿のたたずまいと彼の「少年を大志を抱け」ばりの言葉を荘厳に刻んだ廟にはトルコ各地から持ち込んだ土で埋葬されている。思想教育の為だろう肖像画、衣服、その功績を称えて陸海空の制服を着た軍人が廟の両側に立ちセキュリティが監視する。折りしもアーミテージ米国務副長官がトルコに訪れ、調度帰る時だった。後ろ姿しか見えなかったが、キャノンの白い望遠レンズを抱えたカメラマンが歩いていたのはそれだった。花輪をアタチュルク廟に捧げられていた。衛兵が両側に立ち並ぶ「ライオンの道」といい、かつてのオスマントルコの面影は十二分にあった。
天気がよく青空に筋雲、赤いトルコ旗がたなびいていた。ガイドのフセインも徴兵を当然のように経験したらしい、アンカラ郊外で訓練をする軍人を見かけたり、イスラム圏でありながらNATOに属するトルコを見た気がする。車窓でも空軍基地を眺められて、過去日本の装備でもあったF104のモックアップが基地の入り口にあったりした。
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