検査入院8日目の早朝未明。眠れずにいる。人生初めての入院、人生初めての手術で人生初めての経験をしている。そんな中で、生命には関係ない軽い事ですが、気づいた事があるので記載します。

1つは、入院患者の面倒を看る看護師さん特有の言葉で、『また来ます』という言葉がある。私が入院した病院では、看護師さんが患者さんに対応した後に決まり文句のように頻繁に使われている。これは、本当にまた来るというよりも、一般でいうところの『失礼します』にニュアンスが近い。恐らく、病気で弱っている患者さんに、私達はいつでも寄り添っていますよというメッセージを伝える為に使われ出したのではないかと推察する。確かに、失礼しますだと、入院という特別な環境においては、少し冷たい感じがするかもしれない。京都で人との関係に角を立てない為に進化した言葉があるというのはよく知られた話だがこれに近い気がする。ただ、この言葉を、ただ決まり文句として言っとけばいいという感じの看護師さんもいて、そうなると逆効果になってしまうので注意が必要。

次の初めての経験は尿道に管を入れた事。全身麻酔をかけた為、尿が垂れ流しにならないようにする為の処置で、管を尿道から膀胱まで直接入れる。こうすると、尿意とは関係無く、尿が管を通ってパックに入っていく。仕方がない処置とはいえ、とても気持ちが悪く、嫌だった。管で繋がれている間は、いつも残尿感のような、おしっこをしているような、していないような変な気持ちになり、ちょっと動くと、尿に触れているような感じになり、さらに身動きの範囲を狭められ縛られている感じがして嫌だった。もちろん、やむを得ない処置なので断わる事ができないのは承知している。
あと、管を外して最初に尿をした時に、最後に空気がプスプスと出たのは初めての経験でびっくりした。管を通す時に空気が入り、それが押し出されたものと思う。しょうもない事だが、びっくりして印象的だったので記載しておきます。

朝からしょうもないこと書いてすみません。
お許しください。