数多く行ってきた一連の検査も、明日の腹腔鏡検査で終わり。いよいよラスボスの登場という感じ。

これまで、造影CT、MRI、超音波内視鏡下穿刺吸引法、血液検査等の検査を行ってきた。

これまでの結果では、
 –膵頭部に3cm程度の腫瘍がある
 –他の内臓への転移は確認できない
 –胆管は塞がっていない
 –腫瘍マーカー値が高い
 –その為、腹腔内の転移リスク有り

現時点では、まだ針で刺して回収した腫瘍の組織検査の結果は出ていない。
明日の腹腔鏡検査で腹腔内で腫瘍が散らばっていないか映像で確認する。特に転移しやすい肝臓については、今夜腫瘍を光らせる蛍光着色剤を血管内に注入。明日の検査で見落としが無いようにするとのこと。また、明日は腹腔洗浄水内に腫瘍細胞があるかどうかも確認する。
もしあれば、富山大学医学部が実施している臨床試験に参加したいとのこと。今後の膵癌治療の向上に貢献できるならと私も同意。但し、私にとって一番の理想は、腹水洗浄水内に腫瘍が見つからず、臨床試験に参加できないことではあるが。

さてさて、明日の結果はどうなることか。

それから、今日は明日の手術を前に術前外来というのを受け、麻酔、歯科、看護師の3人それぞれから、手術を受けても大丈夫か確認を受ける。今の医療は、総合的で、かつ役割分担が進んでいるなと改めて感じた。安心は安心だが、その分費用が高くつくんだろうなと想像する。

一連の手続きが終わったのが14時くらい。夕食まで時間があったので、病院を抜けて、近くの雀荘へ趣味の麻雀を打ちに行く。昨日も行った低レートで明るい雰囲気で店のスタッフも若くて親しみやすいお店である。いっぺんで気に入った。2日連続の来店をとても喜んでくれた。時間も限られているので、2半荘ほどでおしまい。束の間の楽しい時間で、いい息抜きができた。

さあ、明日は最後の本番検査。いい結果が出ますように!