わたしは新卒で勤めた場所で
パワハラにあっていました。

当時はパワハラなんて言葉
ほとんど浸透していなかったと思う。

当時はそれが普通だと思っていたから
頑張らなきゃって思ってたし、
自分がいけないから怒られるんだと
本当に思っていました。

同期がいたからなんとかやれていたけど
心と身体は常にぎりぎりの状態でした。

入って数ヶ月後には身体がストレス反応を起こして
それからそこを辞めるまでの丸2年
なにかしらの薬を飲んで過ごしていました。

止まらない咳に苦しんだ数ヶ月
(のちに肺炎とわかって一週間入院)

その後もまた肺炎になる。

胃腸炎、中耳炎、椎間板ヘルニア、
熱性けいれん、咳喘息、など。

救急車で運ばれたこともあった。

それでも働いていた。

おかしいよね。

今ならおかしいってわかる。


多分そこから私の心は
徐々に壊れていったんだとおもう。

平日は仕事で精神科にも行けなかった。

休みになると体調が良くなって
やっぱり病院行かなくて大丈夫かもと思ったり、
そんなことをずっと繰り返していた。

一度親に「わたし鬱病かも」と
相談したことがある。
とても勇気が必要だった。
わたしなりの最大のSOSだった。

でも「あなたは鬱病じゃないよ」
と言われた。


その頃になると
職場に着くと自然と涙が溢れるようになった。
同期は常にわたしを心配してくれてた。



あの頃からもう10年近く経つけど
あの時のわたしはどうしたら良かったんだろう?
とたまに思ったりする。

頼りになる先輩はいなかった。

親、同期、恋人も
わたしの異変には少なからず気付いていたはず。

やはりあの時病院へ行くべきだったのかな。
(当時は病院の予約が数ヶ月先にしか取れなくて、すぐに診ることは出来ないと言われた)


昔のことを
今どうこう言っても仕方ないのだけどね看板持ち

それでもやっぱり
いまだに色々思い出しちゃったり
寝る前に考えてしまったりする。

一度ついた心の傷は
薄くなっても消えることはないよね。。