森ガールになったような気持ちにさせてくれる、アートな空間

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日本三大庭園のひとつ、兼六園の隣に位置する大きなコンサートホール。

その名は『本多の森北電ホール(ほんだのもりほくでんほーる)』。

金沢市民の間では「本多の森ホール」という名で親しまれています。

以前は“石川厚生年金会館”という名称でしたが、

2008年12月に北陸電力が所有となり、

そして本多の森ホール運営委員会が引き継ぎ、現在の名称に変更されました。

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名称の通り、周辺は木々で囲まれており、

兼六園のみならず、石川県立美術館や石川県立歴史博物館に金澤神社などもあり、

アートに富んだ空間が特徴的です。

建物の構造にはこんな秘密が…!

本多の森ホールの概要と歴史をご紹介します。

  • 所在地: 石川県金沢市石引四丁目17番1号
  • 完成年: 1977年5月
  • 客席数: 1,707席
  • 延床面積: 15,606m²
  • 用途: 音楽コンサート全般、舞台公演など

本多の森ホールは、建築家黒川紀章による設計で、施工は熊谷組が行いました。

外壁は金沢の町家をイメージし、

黒川が好んだ利休ねずみの塗色が使用されています。

また周辺の景観に配慮した低層構造にて施されています。

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内観は大きなホールがあり、音楽愛好家やアーティストにとって重要なステージであり、

金沢市の文化・芸術の拠点として多くの人々に親しまれています。

座席についてですが、1階席、2階席…などがなく、

全国では珍しいアルプススタンドの構造となっています。

実は1973年まで、この地は野球場でした。

その名残があるのかもしれませんね。

また、以前はホテルや結婚式場が併設されていましたがこれらを廃止。

現在はハローワークや生涯学習センターに、ジョブカフェが入居しています。

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まとめ

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いかがでしたか?

兼六園から坂を上り、木々に囲まれながら歩み進めていくと、

目の前には大きなホールが見えてきますが、

隠れ家を見つけたかのような、そんな小さな幸せ気分が味わえます。

兼六園からちょっと足を延ばして、

森の中を彷徨って、森ガールの気分を味わってみてはいかがですか?

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電車JR北陸本線金沢駅より車で約15分
バス金沢駅東口バスターミナル6番乗り場からバスで約15分 出羽町下車 徒歩3分 
北陸自動車道金沢西IC・金沢東ICより約25分
飛行機小松空港から金沢駅方面連絡バス(市内経由)で約55分 香林坊下車 徒歩約15分