最後は、
片山真理 さんです！！
両足に義足を装着したアーティスト。
身体障害者に生まれた自身の身体性をテーマにした作品を多数発表し、
あいちトリエンナーレ２０１３にも最年少で出展した若き俊英。
また、アートだけに拘らず、パフォーマーの顔もあり、自身のバンドを率いての音楽活動にも
積極的。今回は初挑戦とゆう、朗読パフォーマンスを展開！乞うご期待！！
片山さんとは、実はまだ知り合って１年くらいなんですが、最近の出逢いの中ではかなりの大型トピックでありました！！
今回も根暗の演目で出演して頂いている、ひびやん氏のイベントで彼女を初めて見たのですが、衝撃を受けましたネ。
最初自分よりも全然背の高い、１８０ｃｍくらいの女の子にカッコイイなあ～と、思ってたくらいなのですが・・・義足をはいてて、しかも指もハサミみたいに二股に分かれてる！しかも普段はアーティストとして活躍している・・・
この人、どんな人だろう？興味が湧いたので、そんな彼女にインタビューを敢行してしまいましたぁ～！
ワタクシ、たかだたたみは趣味でインタビューの真似事をしておりますのです
手前味噌ですが、こちら↓のブログで読めます。。。
ライアン相撲 どす恋ホイミンブログ http://sumou-zanmai.jugem.jp/?eid=186#sequel
んで、それに際して彼女の経歴なんかを調べましたら・・・思ってたよりもすごいアーティストだったという事が分かって！！（失礼・・・）片山さんは現代美術界でも注目株の若手だったのです！
テレビのドキュメンタリーに出てるわ、伊勢丹のウィンドウで作品展示してるわ、僕がインタビューした時は、丁度、あいちトリエンナーレ（美術界のフジロックみたいなもん）への出展準備をしてる頃でして・・・
すんごい人に声をかけたものだ！と恐縮してしまいました！！
しかし、会った人は皆口をそろえて言うと思いますが、彼女自身は実にあっけらかんとした性格でして・・・インタビューをやった時も、予想以上にフレンドリーな性格で大変助かりました。話し易かったです。
インタビューして思ったのですが、彼女はやっぱり面白い人でした。作品や否応にも目立つその風貌の前に、そのキャラクターが面白い。
あっけらかんとしていてながらも思慮深く、それでいて自由な精神の持ち主なのです。今回のイベントに出演して頂いてる方々は皆クレバーなのですが、彼女はその中でもバランス感覚において一歩抜きん出ている感じです。
足の障害や義足が必要という彼女の身体は、この社会に置いて不利に働く事が多いとは思うのですが、彼女自身はそれをマイナスともハンデとも思っていない。しかもそれを逆に『武器』にしているのが、カッコイイと思いました。
それでいて、健全な肉体に憧れを抱いている事も特に隠していない・・・（彼女のフェイバリット漫画家は、なんと、「ジャングルの王者ターちゃん」の作者、徳弘正也先生！！）
この怪しく根暗な、、、でもアングラでは終わらせたくない今回のイベントにピッタリだ！！と思い、片山さんを誘い、快諾してくれました・・・！
やったぜ・・・！！
片山さんの作品の特徴はその彼女の特異な身体性に根差されたものではあるのですが・・・
それ以上に、彼女の中の少女性や、そこから脱皮してオトナの女性になっていく過程の記録とゆう側面が興味深いです。
あいちトリエンナーレの彼女の展示方法がまたカッコよくて。
展示室そのものを自分の部屋に見立てた作品で、物量的に他の展示を圧倒しておりました。六畳ほどの部屋には彼女のこしらえた作品で埋め尽くされていたのです！
そこでは、まさに彼女の人生そのものが刻印されておりました。いやー、見に行ってヨカッタ～。（肝心の写真を撮り忘れたマヌケはワタクシでござい）
そんな、片山真理さんですが、実はパフォーマーとしても活躍しております。
写真モデルも多いのですが、ステージに立つ時は主にシンガーとして活動しており、夜のバーで歌手として働いてた程の本格派！！
下記動画で彼女の歌唱力が発揮されております！
今回の地下室の手記では、過去に愛読してた絵本の朗読を披露！
片山さんの声質は凛として芯のある印象を抱きますが、ふんわかほやほやしたしゃべり口の所為か、落ち着く感じ。癒し成分多めです（こういうのを倍音成分とゆうのでしょうか？）
つまりは。。。とっても朗読向き！！
今から楽しみであります。当日はこの日の為に制作してくれた衣装や作品を持ってきてくれるとか。。。休憩時間の時には、是非、片山さんに話しかけて作品の事などを教えてもらって下さい！！
片山真理は出演は９日です！！どうぞ、お楽しみに！！！！