野球ネタで引っ張ってしまったので遅まきながら新規に開業した鉄道ネタ行きます。

あーじゃねぇ、こーじゃねぇ、そっちじゃねぇ!
といろいろあったLRTがやっと開業しましたね。
なので、開通翌週に見に行って来ました。

5年前にはこんなんだった所が、

 下竹下
 野高谷町交差点

こんなんなりました。




いやー、立派になったもんだ。
世間様も祝賀ムードいっぱいです。
でも5年前に書いた面白いJRバス路線が……。

あれ……?
そのネタが見当たらない。
うわ~、「宇都宮ライトレール本田線 」と「 使いこなせるか 」の記事でその流れを作ってJRバス水都西線の事を書こうとしていたのに、そのままほったらかしてた~。(大汗)

と、いう事で今更ながらですが。
(2018年の気持ちでお読みください。)

国鉄バス水都西線はその名の通り水戸と宇都宮を結ぶ路線の西半分の事で、昭和初期に運行を始めて以来それを軸に多くの路線が運行されていました。
しかし、御多分にもれず、その多くは廃止されて現在の路線は宇都宮市、芳賀町、市貝町、茂木町のほんの少しになっています。
が、宇都宮市の清原、ゆいの杜付近では地域交通を担うかのように細かい路線が存続しています。


(大きく見たい方はこちら

でもその本数は「使いこなせるか」でも書いたように少なくて、日中であれば1時間に1本程度です。


(大きく見たい方はこちら

時刻表を見てもどこをどう走るのかよく解りませんねー。
と、いう事で、少々ご案内。
(時刻表が上りなので上りルートでご案内)
まず地図で描かれている青のラインがメインとなる作新学園前~茂木の路線です。
JRバス関東もこれこそ水都西線と思っているのでしょう。バス停に水都西本線と書かれています。
茂木駅を出ると旧国道123号、県道69号線を通ってを通って市塙駅入口へ。
ここから荒宿までは小貝口経由または市貝小学校経由で芳賀町役場へは寄らずにそのまま旧県道69号線を進んで三日市台、芳賀バスターミナル、道場宿へ。
その先は国道408号、県道1号線、国道123号を通っって宮の橋から宇都宮駅東口に寄って東武駅前、そして終点作新学院前です。

茂木発は平日は5本ですが、直通は日に3本しかなく、残り2本は途中までの区間運転ですがその2本は芳賀BTで宇都宮行に接続しています。
その他休日には1本がツインリンク茂木まで延長運転され、国道123号バイパス、県道69号線バイパス経由で道の駅もてぎと道の駅サシバの里いちかいを通る作新学院前行と、茂木~道の駅もてぎ間の2本が増便されます。



ちなみに道の駅サシバの里いちかいのバス停にも水都西本線と書かれていますが……?




この直通以外は芳賀町役場、芳賀BT、ベルモールから宇都宮への区間運転です。




が、この区間運転の芳賀地区あたりの経由地がややこしいと言うか面白いと言うか。


他のバス停名を見たい方は こちら

基本的なルートは芳賀から三日市台、芳賀BTを通って野高谷の先を左折して清原団地を通り東中の島からまっすぐ光が丘入口へと進みくるっと回って日が中の島に戻ったら清原中央公園を通って鐺山から宇都宮へ向かうものです。

くるっと回る部分は上り下り共に時計回りです。



なのでこの部分のバス停は道路片側にしかなくて上り下り両方のバスが停まります。
ただしループに入ってすぐの清原台6丁目は二つあって初めに停まる方は降車専用になっています。
そしてループに入る前に東中の島バス停に停まってループを出たところでまた東中の島に停まるのですが、この二つは位置が違っています。
例えば上りの場合は①の東中の島に停まってループしてから②の東中の島に停まる訳ですが、これ東中の島から乗車する場合悩みますよね。①から乗っった方が座りやすいですが②から乗った方が5分のんびりできます。
①から乗ると距離が長くなるのでその分運賃が高くなっちゃうなんて事は無かったのかな?

この主たるルートは昼間はベルモールに寄り道します。また、夕方の便は清原地区市民センターへ迂回運転をします。また、夕方の便の1本が
とちぎ産業創造プラザに寄り道します。
その他には
芳賀BTから清原台入口で曲がらず、道場宿台・道場宿・鐺山の直通ルートを通る。
同様ですが道場宿台で曲がらず県道64号線を直進して柳田車庫を通り宇都宮駅東口が終点、もしくは駅東から少し戻って柳瀬・宿郷中で直通ルートに合流して作新学院前へ。
ベルモール前から宇都宮駅へ。
等があります。

基本ルート以外はいずれも日に1~2往復と少ないのですが、ベルモール前始発を除けば芳賀BTから宇都宮を結ぶという形になっています。
が、1本だけ芳賀BTに立ち寄らないつわものがいます。
それは朝一番の芳賀町役場発宇都宮駅東口行きです。
このバスは芳賀三日市台で直進せず県道154号線へと入っていきます。と、いう表現はちょっと間違い。時刻表上では他のバス同様三日市台の時刻が表示されていますが、県道の分岐はその手前なので全く違う場所の三日市台のバス停を通ります。
そして梨の木原を通って東中の島へ。
で、ここを右折して清原台入口へと向かい県道64号線をまっすぐ進んで宇都宮駅東口へと進みます。
この東中の島から清原台入口へは他のバスの下り線ルートです。
なのでこの区間で朝一番のバスで宇都宮に行こうとして上りのバス停で待っていたら道路向こうのバス停を通って行ってしまって乗れなかった、という事態になります。
ですので、バス停の時刻表にはそれが記されています。

   の便は反対のバス停にて待ちください の注記があります。



※=柳田街道経由 宇都宮駅東口行き の注記があります。

そしてこのルートのバスは平日の上り1本のみです。下りのバスはありません。
なので三日市台~東中の島間のバスは平日に0.5往復という事なのですが、バス停はしっかりと下り線にも立っています。



では、そちらにはどこか違うルートのバスが停まるのかと思いきや、その下りの茂木方面と書かれているバス停の時刻表は



まっさら。

いや、これでは、この辺りをさまよっていた人がやっとの思いでバス停を見つけて時刻を見たら早朝の1本だけ。「そ、そんな~。でも」と一縷の望みを込めて反対側の時刻を見たら……。絶望のどん底~になってしまうではないですか。
なくもがなのバス停を立てておくなら、ちよっと(でもないか)歩けば1時間に1本のバス停がある旨を地図で記すくらいしておいてもいいんじゃないのかなー?

この面白いバス路線。
LRTが開業したらどうなっちゃうんでしょうね。


あっ、そうそう。
こんな間合い運用というかアルバイトみたいなのもあります。





う~む。やっぱり鉄ネタじゃなかったなー。