益子ひな めぐり
益子町では本日まで雛めぐり―。
町のあちこちでお雛様が飾られています。
手始めは益子駅舎。
2階では作品展示。
1階では吊るし雛と
恒例特大段飾り。
そう、手作り新作以外は去年、いやその前から同じなんですよね。
正直、チト飽きた。
なんか目新しい事やんないとショボイマンネリでは内輪で騒ぐだけでお客さん来ないよ。
でも外は大雪もやっとほぼ消えて少し春めいてきました。
川の小魚も元気に泳いでいるし、
大魚も元気。
今年はちと遅い気がする梅も咲き始めて
フキノトウも顔を出していました。
こういう春の始まりも去年、いやその前から同じなんですが、なぜか飽きない。
なのでお雛様チラ見がてら散策です。
通りかかった益子とりせん跡地には新しい店がオープンしていました。
スーパー、コンビニの撤退が相次いでいる益子においてドラック系スーパーは3軒目。
大丈夫かな~。
共倒れでまた益子スーパー冬の時代が来なければいいけど。
新しいと言えば、鹿島神社。
バクはチト前からいたけど、
こんなの前からあったかな?
ついでだからお寺巡り。(お雛様は何処行った?)
益子中学校の南にある正宗寺はあまり目だ立たない地味なお寺。
こちらにも新しい小さな大仏さまがいます。
石段を登った左側には御砂踏場。
鹿島神社にも踏んでなんたらするのがあったけど、
あちらが踏む事によって天地の力を云々なのに対してこちらは四国八十八ヶ所霊場の砂を集めてそれを踏む事で巡礼した事になるというもの。
傍らには明治34年の出羽三山の石碑があるけどお砂踏自体はそんなに古い物ではないみたい。
何やら書いてある石碑も坂村真民の「念ずれば花ひらく」ですな。
まぁ、いつの時代もお客さん呼び込みにいろいろやってるんですなー。
雛めぐりも同じようなもんでしょ。
その他に、このお寺には藤根善治(たきぎ様)のお墓があります。
藤根善治は江戸初期の人。
凶作で年貢が納められない村人の為に薪で代納、延納出来るように直訴してそれは認められたけど処刑されてしまいました。
このお墓は益子町指定史跡になっています。
そぞろ歩いた春まだ浅き益子。
観音寺の大仏さまが眺める高館山はまだ冬模様ですが、
里のお寺の周囲はまさに旬を迎えようとしています。
うわ~、とっとと逃げ帰るとしましょう。
そんなんなら出歩きかきゃいいのに。去年、いやその前からず~っと学習出来ないんだねー。
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ところで、今年の益子雛めぐり小冊子には乱丁物が混じっているそうです。
大変なレア物なので、「入手できたあなたの今年の運勢はとてもラッキー。」という新企画。
かな?
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