<ニャンニャンニャンの日                             益子ひな めぐり >

富岡から

 投稿日時2018/2/25(日) 午前 5:56  書庫鉄道雑記 カテゴリー鉄道、列車


時刻は13時を過ぎました。帰りの列車まで1時間です。
さて、どうしよう。
せっかく海を眺めつつお昼にしようとささやかながらもランチセットを仕入れたのに、目の前の海が遠い。



一度戻って富岡川沿いに降って来れば下の浜辺に出られそうだけどもう時間が。と言って眺めはいいけどダンプ行きかうこの道でお昼はやはりねー。
こうなったら最後の手段。
ガードマンさんに見つからないように柵をヨイショ。後は子安橋袂の法面をスザザザザ・ザシャ。
な、なんだ?
ヨシッ到着。と思ったらなぜか砂浜に頬ずりしていました。
イテテテテ。

な、なんで?
最後の一歩で腰砕けになっちゃったみたい。あれのせいじゃないよね。電車内で呑んだのがまだ効いているんだよね。歳のせいじゃないよね。

橋の下の壊れた護岸に腰を降ろしてお昼です。



ちょと頬がヒリヒリするけど海は広いな大きいな。



でっかい船が通っていきます。



う~ん、いいねー。お弁当も美味しい。痛み止めの薬もおいし~い。

が、あんまりのんびりもしていられません。気付けば残りあと30分。降りてきた法面をよじ登ります。
ダンプの隙間を見計らって柵をヨイショ。(ヒョイじゃないところが悲しい)

とどめに海を眺めて帰途につきます。



時間があればあっちの先端の方が良かったなー。
漁港が直ればそっちでおいしい魚が食べられるようになるのかなー。





富岡駅跨線橋からは横真一文字の穏やかな太平洋が見えます。



が、その手前の陸地は全て工事現場です。
昔はどんな風景だったんだろう。
全く記憶にありません。たぶん、家が少しあってその向こうに松林と海という普通の眺めだったんでしょうね。

帰りの電車はE531系。



5両の列車にお客さんはポツポツ。

14時5分。発車すれるとすぐにかすめるのが除染物質が入っているであろう黒い耐候性フレキシブルコンテナバッグの山々。
よく河川工事などで使われる物は1年もすれば紫外線でボロボロになってしまうけど、これは3年くらいはもつらしいです。
3年以内にけりがつくのかな?

その先には処理施設。



これはあれ関連建物じゃないよね。



次第に風景は平穏を取り戻してきて14時45分いわき着。
20分ほどで接続する水戸行きもE531系。

やはりガラガラ。
なので着座するやいなや、山祝い。



まだ、ちと早いか。

徐々に雲が広がって来て。



キラキラ輝いていた海も、もう夕方の気配。



磯原で特急に抜かれるもよし。



日立の山並に日は落ちて



もう晩酌の時間だなー。

いろいろと思わされる所はありましたが、やっぱり常磐線はいいな。

勝田で水戸線小山行きに乗り換え。
夜の帳が降りてきたときわ路を元通勤電車はがむしゃらに走るのでした。



コメント(2)

 

 

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原発利権の次は復興利権でしょうか?
ここだけはこのままでもいいのに?(殴)  

2018/2/25(日) 午前 8:28  LUN  
 
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> LUNさん
「電気が足りないので節電を」と小出しに言っていますが、これは「やはりあれが無くっちゃならないのだね。」と持っていくための……。
でしょうか。  

2018/2/26(月) 午前 5:49  NEKOTETU