桜が満開の今週末、

この期を逃してなるものか!とばかりに

お気に入りの日帰り温泉に入るべく

県北へと足を運んだ。


と、云うのも

本来ならこの時期は妙義山で登山して

下山後に桜を見ながら露天風呂で湯に浸かり

花見を楽しむのが恒例だったりするのだけれど


今回は、諸々の事情によりスケールダウン。

なんとも不景気な話である。

こーなっとんのも

バカヤローとかぬかしおった勘違い老害ジジイ

一派の職務怠慢に他ならん。庶民ナメんな。


まあ、(咳ばらいひとつ)

そんなことは置いといて「のし」つけて

着払いで永田町の連中に送りつけてやるとして

閑話休題。


兎にも角にも私のお気に入りの温泉!

硬貨を支払い階段を上り、脱衣場、洗い場、

そして露天風呂へと急行した。


手すりに捕まり階段を降りながら浴槽に

ゆっくりと身を沈めてゆく。

あぁ〜(  ​´⚰`  ​)


ぬるりとした泉質が実にたまらん!

草津のピリピリ湯もアトピー肌には嬉しいのだが

やはりこのぬるぬる感、サイコー


首まで浸かると目の前に浮かぶ桜の花びら。


桜の木の位置が低すぎて到底ここから花見は

出来そうにないのたが、舞い上げられた

花弁が数ひら。風情ポイントだだ上がり!

この辺りに吹く風は存外「粋」なのである。


ここの露天は太陽の光が差し込むと

お湯の波紋がまばゆい光で編まれた網のように

ゆらゆらと揺らめきながら浴槽の底に映し出されて

まるで万華鏡が次々と模様を変えるかの如く

千変万化する様が見ていてまるで飽きが来ない。

水と光と風と波がクリエイター。

ここでしか見る事のできない光のアート

ワンコインで得られる極上の癒し体験。


すっかり茹で上がった私は

駐車場の隅っこで涼みながら

今年の桜を大切に写真に納めた










また今度会うのは1年後。
その時はどんな私になっているのやら。

すっかりと日も伸び
夕方の景色との時差に戸惑う。
冬の大三角も大きく西に傾いて
また夏がやってくるんだ