術前あるある 特別編 絶飲食について | 医療・美容のウラガワ -元・手術室看護師、コスメコンシェルジュによるセキララブログ-

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別に秘密にしてるわけじゃないけど、なかなか知る機会のない手術室の中のこと。元・手術室勤務経験から、いろいろ教えちゃいます。
現在、美容サロン運営中。コスメコンシェルジュとして、正しい美容知識もこちらで更新します!
美容・健康にフォーカスしたブログです。

全身麻酔でも局所麻酔でも
手術においては
絶飲食が一番大事だったりします


一般的には
食後8時間、飲水後6時間はオペ出来ません
(最近は普通のお水なら
飲水後2時間でオッケーとされています)

超ド緊急の場合は
最低でも食後4時間とか。

超超超超ド緊急の場合は
最終飲食時間がわからないので
ちょっと手法を変えたりとか

状況によって変わることはもちろんあります



なので入院した場合、
ごはんは術当日の0:00までお月様
お水は朝まで晴れ

と決まってたりします。

二番手以降の場合は少しずれ込みますが



なぜ術前に絶飲食する必要があるのか?

それは

なにかあった時に
あなたの命を守るためです

というと大袈裟に聞こえるかもしれませんが
全くもってそういうことなのですびっくり




全身麻酔をかけると
吐きやすくなりますゲロー

麻酔がかかって、眠っている間に
吐いてしまうとどうでしょう。

普段であれば、目がさめるかもしれませんが
麻酔がかかってたら、完全に無意識。

“むせる”という反射すら起きなくなるので
肺に入ってしまうことで肺炎
窒息を起こしかねないのです。


窒息、したくないですよね?
そしたらきちんと絶飲食、守って下さいね〜



ちなみに、小さい子も
基本的には同じように絶飲食必要です。

乳児は、ミルクとか母乳なので
4時間だったりとか。

お子さんにとっては、術前よりも
術後に水が飲めないことの方が
つらいみたいですね〜ショボーンあせる

痛みよりも

のどがかわいた!!
お水が飲みたいの!!むかっ

と大泣きしてる子は
よく見かけましたキョロキョロ



術後飲水制限の説明をしても
小さい子には難しいですよね〜

そちらは、術後の項目で。

では、次回の更新では
いよいよオペ室に入室します!笑