その国を代表する食べ物(料理)で例える、揶揄する、隠語のように使う事がありますが、日本は諸外国に何と言われているのでしょうか?

スシーテンプラーギュードンでしょうか?

 

 

さて、本日のお題は「オススメBLマンガ」中国発信作品です。

(前置き → 読み飛ばして無問題)

私のブログを読んで下さっている方ならご存じの通りですが、名作「夜画帳」を知って→刊行本を先に購入→Web連載と知り→韓国系マンガアプリ:レジンコミックスにアクセス→時代劇BL作品を筆頭にどんどん沼にはまり→課金地獄住民へ

の流れを経て、今です。

課金地獄になるのは火を見るよりも明らかでしたので、アプリはレジンコミックスとその姉妹サイトBeLtoonのみに絞っていました。

しかし、X(ツイ)でBLリストを作り、↗の作家先生垢やそれを辿ってのファンアート垢、ヲタ垢等々、こちらもどっぷりと沼にはまっている状態です。

このリストには誘惑爆弾があちこちに仕掛けられており

「このアプリでバーゲンセールやってるよー」

「あっちのアプリで今なら全話無料やってるよー」

「そっちのアプリで今なら半額還元やってるよー」

などの、私が知ってはいけない情報過多なわけです。

皆さんは「ピッコマ」というマンガサイトをご存じでしょうか?よくCMで流れているので知らない方の方が断然少ないですよね?私は知りませんでした。というか、あえて避けていました(笑)

Xで「ピッコマで〇〇日までに定期コイン購入すると一か月後に半分還元キャンペーンやってるよー」と流れて来ました。

浮気はしない、課金はもうこれ以上しない、BLマンガはもうお腹いっぱい状態じゃないかetc・・・

念仏唱えていたのに、煩悩には全く歯が立たない愚か者がここに爆誕(泣)

2000円だけコイン購入しました。そしたらまぁ~誘惑だらけですよ。

*期間限定全話無料

*待てば23時間ごとに一話無料

*最新数話分は課金させるけど、それまでは半日に6話無料

*課金したら2割還元

などなど。

折角課金したのだから、Xで話題になっていたあの作品と、時代劇があったならそれを少しだけつまみ食いして、後は大人しく韓国製アプリに戻ろう・・・

戻れるわけがない!!アプリ一つ増加しただけ!!

ということで、今回ご紹介するのは、既に刊行本①発売済でもあり、各配信サイトでも販売中:本編完結の作品『悪役として生き残る方法』です。(多少のネタバレ含む)

 

 

 

<あらすじ:ピッコマより>
財閥の後継者だった俺は人生の最盛期に突然余命宣告を受けてしまう。 そんな中ハマって読んでいたネット小説に感想を送ったところ、小説の世界に入り込んでしまった!?しかもよりにもよって、主人公に殺される結末の悪役皇帝になっていた! 敵国の皇子である主人公は牢獄に閉じ込めているけど、このまま進むと自分は…まずい、生き延びるために、皇子をなだめて好感度を上げるしかない。 そうして、皇子と過ごす内に小説の展開は思わぬ方向に進んでいき…
 
<無料期間>
1~5 無料
6~97話まで「待てば午前6話午後6話ずつ無料」
98~122話まで 一話¥67要課金
 
 
<評価ポイント>
*私の大好物、シリアス一辺倒ではない、ギャグテイストありな作風。
*フルカラーを生かして背景が大変美しい。四季折々の景色、花、登場人物の衣裳、等々とにかく目で楽しませてくれる点が素晴らしいです。
*主役のみならず主要人物のキャラ立ちが明確で分かりやすい。
中国歴史ものですので、聞きなれない言葉や見慣れない漢字や名前など長編作品で憶えていられない事が多いのですが、キャラの特徴が一人一人分かりやすく、名前を見てピンと来なくても絵やセリフト書きの事情などを見ただけで「あ~あの人ねえ~」とすぐに思い浮かべられる辺りが素晴らしいです。
*ストーリーの組み立てと心理描写が秀逸。
主人公「蕭予安(ショウ・ヨアン)」が夢中になって読んでいたWeb小説「四国史伝」←(多分”三国志”がモチーフ)をベースに、蕭予安が劇中小説のもう一人の主人公に殺されずに生き残れる道を暗中模索しながら進むストーリー展開が、実にわくわくでした。
結果、生き残るどころか結ばれちゃうわけですけれども(笑)
*劇中小説の「四国史伝」の時代設定(三国志の時代)は西暦222年から280年までです。古い時代ですので殺戮・虐殺・裏切り・暗殺と今では考えられない殺伐とした戦に明け暮れる背景があります。
kindle評価で「こんなに人殺しばかりの作品は低評価です!」とレビューがあって「???」となりました。
時代劇は何処の国もこれが現実です。史実通りなら、この何百倍も悲惨な出来事目白押しですよ。
ファンタジーでありながらも、史実の酷な部分を遮断せずに織り込んでいく作りには、私は感服致しました。
*すぐには結ばれないところを高く評価。
ベースの劇中小説は、男女の営みを交えた史劇作品です。
蕭予安が劇中小説を覚えていて、生き残る為に元のストーリーを変えようとしたり、意図せず変わってしまった箇所を修正しようと右往左往していくのですが、男同士である主人公と結ばれるとは夢にも思わず、主人公からのシグナルにも気付かずストーリー展開していくのです。
漸く気付くのは70話以降。このもどかしさが堪らなく👍です。
*伏線回収がお見事
*異世界の歴史を変えてしまった主人公の輪廻は、結ばれた後も現代へ続いている。
皆幸せになる事は、愛読者としては至福です。
 
 
 
ストーリー
主人公蕭予安(ショウ・ヨアン)頭脳明晰で、性格すこぶる良いです。
財閥の御曹司ですが、漸く会社の代替わりで社長になり真面目一辺倒で仕事をしていたのに、ある日突然重病に罹り余命いくばくも無い事が判明します。
Web小説「四国史伝」の大ファンなのですが、ストーリー展開に納得がいかず、療養中に作者にその思いをメールします。それに作者が返信したのを受け取って、目覚めたら「四国史伝」の世界に転生していました。
 
 
劇中小説:異世界での蕭予安(ショウ・ヨアン)
 
もう一人の主人公は敵対する国の皇子:晏河清(エン・カセイ)
この晏河清が四国統一を果たす皇子です。
 
 
出逢いは、蕭予安の国(北国)の捕虜として牢獄に繋がれた晏河清と敵対同志としてです。
元々劇中小説の蕭予安キャラは悪人でした。この劇中作品の悪人:蕭予安に現実の蕭予安が乗り移った事でキャラ変していくのも、物語が自然に変わっていく流れの鍵となります。
 
 
 
物凄い高身長イケメンであり、寡黙なキャラクターです。
劇中小説では3人の王妃と沢山の側室が居て、一晩に10人相手をした😲性豪とありました。
蕭予安と出逢った事で、予安一筋の堅物へと変化。
 
こうなるまで、約70話の道程があります。
やっと主人公が告白してくれたことで、歴史物語が一気にラブストーリーへ。
くぅ~たまらんw
 
 
 
 
白馬の王子様デスヨー
 
このラブシーンは秀逸でした。
初キッスの場面ですが、以前蕭予安から晏河清へ贈った笛を吹いて欲しいと頼んだところ、どんどん顔を近付けて行き、笛を挟んで二人の唇が・・・・
 
あーーーーーーーっ!!!
ここで中華マンガの謎と不平を少し・・・
韓国製にすっかり沈んでいる身としましては?????
キッスシーン、合体シーン、全ての艶シーンが何かに隠されていたりぼかされていたりして、直接読者の目に触れないように作画構成されているんです🤔
他の中華時代劇作品もそうでした。
「全年齢版」と「成人済版」と分れているのかもしれませんが、ピッコマで見る限りは中国作品はそうでした。
まあ、即物的では無い表現も情緒的で良しとしますけれども・・・幾ら粘膜接触だからと言っても、キッス位は許してくれてもいいんじゃないでしょうかねぇ。
 
 
 
 
運命の悪戯で、何度も二人を引き裂くような事件が起きます。
互いに相手を深く思いやる余り、誤解が生じてしまう事がしばしば。
髪で唇隠すとかもうーーーーーー💢
何がそんなにアカンのか!???
 
二人は想いを通じ合い、かつては敵対国でしたが婚姻しようねと。
しかし、一筋縄で行くはずがありません。
蕭予安は身分を隠して都落ちしていますが、正体に気付き亡き者にしようとする者達が居るのです。片足を負傷して治る見込みが無い身体に・・・
 
 
 
 
 
棺には花嫁衣裳の 蕭予安が・・・
敗北国(亡国)の皇帝が勝利国の後宮に入るなど、臣下達や亡国の生き残りの民達から祝福されるわけがありません。
自らがまいた種を刈り取る方法は・・・
 
 
一度、主人公の蕭予安を戦絡み策略の罠で、自分の目前で亡くしてしまった晏河清は荒れ狂ってしまい、今までの人を人とする政を行う人格者の姿が消えてしまいます。
 
 
一度目の死の際に晏河清が切望した「生まれ変わっても云々・・・」が1年後劇中小説内で実現されていました。
名前がそっくりの縁者、簫予安(←”蕭” 読みは同じですが以前の苗字は草冠で、生まれ変わり後は竹冠なのです。)となり生き返ります。
それを、愛する人を亡くした悲しみに荒れ狂う晏河清に信じて貰うのに、大変な努力が要りました。
これ、こういう感じで合体シーンはぼかされちゃいますw
綺麗でいいんでしょうけれども・・・やっぱり物足らないかなぁ~
 
単に絵が綺麗、上手い、てだけじゃないんですね。
表情が豊かに描かれており、こんな顔も出て来ます。
絵の担当作家先生の腕の凄さでしょうね。
 
生まれ変わった簫予安は、結構自分からイケイケどんどんになってますwイイネ
 
 
反逆者をあぶり出す為に、二人は不仲を演じるのですが・・・
耐え切れなくなって晏河清は夜這いに窓から侵入(笑)
こんなにステキな構図でも、不自然に粘膜接触は回避作画ですよ。ムキーっ💢
 
 
周辺諸国の平定、主人公二人の悲願でもあった結婚式です。
この衣裳デザインと作画力の高さ。うっとり・・・
 
 
 
ピッコマはアプリじゃなく、Webサイトから閲覧しています。
他にも現代劇やら男女ものやら話題作やらドラマ原作やら、いーーーっぱい作品がありました。
何故か、時代劇は日本ものと中華ものしか見当たらないので、ピッコマは中国作品特化のマンガサイトなのかもしれません。
会員登録だけすれば、課金せずとも読める作品が沢山ありますので、冬籠りのお供に如何でしょうか。
 
とにかく、この「悪役として生き残る方法」いつまで無料購読期間が設定されているか不明なのですが、課金対象話までもかなりの量がありますので、一度読んでみて下さいね~
満足度が高い作品でしたので、オススメ致しました。
作中の衣裳が「色鮮やか、ゆったりと、デザイン豊富、小物も豊富」だとそれだけで優雅で目を楽しませてくれるというか。
日本の戦国時代劇や朝鮮王朝の服装デザインが皆タイトですからね、それだけで殺伐というか緊張感あるというか、ツマンネ(笑)というか・・・
マンガやドラマ映画などの中華系作品がお好きな方は、その優雅さ壮大さに魅かれているせいかもしれませんね。
私も今回初めて中国作品を読んで、そう感じました。
 
 
 
 
 
 
あ~~~ずっとアノ人から連絡来ないなあ~
多分、手芸品のクリスマス前発送作業で多忙なんだろうなあ~
本職の俳優やらないで、ナニしてんのかなぁ~
な、半ば🙄な現場からは以上です。
 
     ⤵
 
19時半に本人写真無しで美術館作品の写真がUPされました。
催促しちゃいました?(んなわけない、見てるわけない)(笑)
お元気そうで何よりでした。