福岡県の私立中学校が

公立高校に提出する生徒3人の

入試願書の提出期限を勘違いし、

提出が2時間遅れたために受理されず、

例外は認められないとして、

生徒3人が受験できなくなった問題。

 

今後特例が認められるかどうかは

別として

これは明らかに

学校側の危機管理が

成っていなかったのが

原因なのですが

どこもその事に触れようとは

していません。

 

何で締め切り日ギリギリに

提出しようとしたのか。

 

少し調べたのですが

願書の提出期間は

多分数日間は有った筈です。

 

そして受験生が

もし個人で提出する場合だったら

絶対に期日に間に合うように

余裕をもって提出するのが

普通です。

 

ですから学校側は

学校として纏めて提出するならば

最悪でも締め切りの前日に

提出するスケジュールを

組んでいないと

何らかのアクシデントが有った場合

対処が出来ない。

 

例えば自身で提出する場合でも

交通機関の停止で

出せない可能性も有る。

 

交通事故によって

出せない場合もある。

 

だから必ず

何らかの保険が必要になる訳です。

 

今回の一件は

どうだったのでしょうか ?

 

初日には出せなかった?

二日目はどうだったのでしょうか?

 

最終日の提出なんて

受験生本人からしたら

先ず考えられない事です。

 

特に入りたい学校だったら

尚更です。

 

でも今回のニュースでは

どこもその件に触れる事無く

勘違いした学校の責任だから

例外を認めろと

マスコミは騒ぎ立てています。

 

今後どうなるかは

大人の事情ですので

外野はその結論を見守るだけですが

少なくとも

学校側のスケジュール組みの

危機管理に瑕疵が有った事は

間違い無い訳で

この問題に関しては

呆れている学校関係者の方が

むしろ大多数なのでは無いか

そう思えて仕方有りません。

 

何で最終日に提出なのって。

 

願書は初日に出す。

もしくは余裕をもって出す。

 

これは受験世界の鉄則です。

 

遅れてイイ例外など

基本有りません。

 

 

追補

 

時系列がはっきりしました。

 

古賀竟成館(こがきょうせいかん)高校

願書提出期限  2月16日正午

願書受付期間 2月8日~2月16日正午

問題の提出時間 16日午後2時に高校に願書提出

 

ちなみに県立高校は

願書受付期間  2月13日〜2月20日正午

 

県立高校と同じ

2月20日正午が期限だとの勘違いが

事の発端です。

 

おそらく16日の正午頃に

この勘違いに気付いたのでしょう。

 

ですが2月13日~16日正午まで

古賀竟成館(こがきょうせいかん)高校と

県立高校には

願書の提出に重複期間が有りました。

県立高校の願書の提出を

初日にしていれば、

何の問題も起こらなかった筈です。

 

学校側は説明で

願書を提出するに当たって

 

★出願をする際は事前に、

 出願校別に担当職員が割り振りを作成。

★その予定について、

 全職員に共有できていなかった部分がある。

★それを管理するべき立場の教頭が

 確認・予定表の提出をさせていなかった。

 

このような事態になった原因としては、

学校の組織的なミスが重なった結果である。

 

学校側の結論

原因として、「教諭同士の意思に齟齬があった」と説明

なおミスをした担当者に関する説明は無し。

 

以上の事を勘案すると

県立高校への願書を提出する担当者が

古賀竟成館(こがきょうせいかん)高校への願書の提出も

担当していたと考えられます。

 

願書を提出できなかった

古賀竟成館(こがきょうせいかん)高校の

入学試験は既に終了。

 

これが現在までに判明した事の顛末です。

 

なお、学校からの示談金等の話しは

省略させて頂きました。

 

 

追補・2

 

特例・再試験が認められ、既に終了したとの事。

合否も含め、何人が受けたのかは非公表でした。