リハビリによる改善が

年月を経ると難しくなる事は

片麻痺の人なら

誰もが感じる事です。

 

でも

それなりの覚悟をして

何となくでも

リハビリのコツ、みたいな

自分なりの手順を

組めるようになると

年月を経ても

それなりにリハビリの改善は

進んで行く訳で

その結果が一つ出ている事に

最近気付きました。

 

坐が組める。

 

いわゆる

坐禅を組む事が

出来る様になっていたんです。

 

これは長年の懸案でも有りました。

カールおじさんの坐禅。

両足とも組む結跏趺坐(けっかふざ)です。

 

自分は曹洞宗で

総本山は永平寺。

 

禅寺です。

 

仲仙寺の檀家で

住職は同級生。

 

でもそこで座禅を組んだ事は無く

小学生の頃に

坐禅を組んでいた場所は

松源寺というお寺さんで

やはり曹洞宗。

 

月一で通ってました。

大昔の事です。

 

ですから坐禅を組む事は

苦では無かった。

坐蒲(ざふ)

坐禅を組む時に

お尻の下に入れる

丸い座布団です。

これと両膝で三角形を作ると

安定して坐が組めます。

 

でも片麻痺になってから

この結跏趺坐(けっかふざ)が

組めないでいました。

 

片麻痺の足で出来たのは

主に胡坐(あぐら)で、時々正座をする。

時に半跏趺坐(はんかふざ)をする。

でも両足を上げる事は

出来ませんでした。

股関節が固くて

半跏趺坐(はんかふざ)の状態から

反対側の足を乗せようとしても

上手く乗ってくれない。

強引に乗せても

直ぐにずるずると落ちて行きます。

 

こんな事が

丸8年続きました。

 

でももう大丈夫。

 

今現在乗せた足は

その場で留まってくれています。

 

昔の足の状態に

また一つ

近付いてくれています。

 

諦めなければ

リハビリの結果は

それなりに

体に反映されて行くんです。

 

同じリハビリを

繰り返していては

決して新たな成果を

得る事は出来ません。

 

マンネリは

何も生み出しません。

 

リハビリのコツは

そんな所に有ります。